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美しい日本語を音読してみませんか

Aさん、毎日仕事の書類やWebを読んでいると結論だけ明確な便利な日本語ばかりを読まれてませんか。

そこで、気分転換に美しい日本語で記されたある本を紹介します。

こちらの本です。

著者は、徳仁親王(なるひとしんのう)。オックスフォードのご学友からはHiroと呼ばれていた方です。

1983年から2年4ヶ月を過ごされた英国、主にオックスフォード大学での日常や研究、音楽活動、学友との交流、登山、テニスなどのスポーツ、英国内外への旅。
マートン・コレッジから英国を眺め、日本を見つめ直された体験を1993年に学習院から新書で発行され絶版になっていました。

リンクは、2024年の紀伊國屋書店からの新装復刻版です。表紙の写真は著者が撮られたもの、中表紙の挿絵も新書にはなく新たに加えられております。

#なんのはなしですか

日本語はかくも美しいとAさんに感じてほしい話です。

いくつかおすすめの文章をあげていきます。

自分の部屋をまったく自分の意志のまま使えるのはいいものである。

41ページ

パーティといっても内容はまちまちであるとつくづく思ったが、ともかくよい勉強になった。

47ページ

若い女性から目の前で「ウッソー!」と言われた時は、「ウッソー!」の本義を知らず、どう反応していいか迷った。

103ページ

このよき思い出を私に与えて下さった指揮者の方は数年前に帰らざる人となられた。

125ページ

日常のちょっとした話題、話の潤滑油として、ごく自然な形で芸術を取り上げることの幸せをかみしめた二年間であった。

129ページ

思い出というものは自分で作る部分も多かろうが、人に作ってもらう思い出も多いと思う。

212ページ

美しい日本語からなるこのテキストは税抜1000円です。電子版もございますが、紙の質感は極上です。

Aさんのアウトプットに直接的な影響をあたえるインプットかと。


今年になってから、目の疲れと肩こりがひどくて。週に2回銭湯で湯治をしてます。1回550円なんですけど、もしこのnoteが面白かったら250円サポートお願いします!ちゃんと自転車に乗って元気に記事を書き続けたいorz