カメラのハンドストラップをつくる #ハンドメイド

さて、クリハラ(@kurit3)です。

SIGMAのdp3 quattroを購入したのであれこれ

このデジカメ用に、ハンドストラップ(手首にかけるタイプ)をつくりました。基本的なつくりかたは、以前つくったものと同じです。自分だけのオリジナルなカメラストラップを作りましたー! 

今回は、デザイン部分に刺しゅうをしたのでけっこう時間かかっちゃいました。以下、気づいたことをまとめておきます。

作業中に写真を撮るのを忘れがち

作業に集中していると、進捗状況を記録しておくのを忘れてしまいます。いきなり完成品の写真になるから「え?ホントに自分で作ったの?」と疑われないか心配になります。

こんな感じの作業中写真。スマホ撮影しかしてない……

刺しゅうの手法は、こぎん刺し。先日つくったピンクッションと同じやつ。こぎん刺しで針山(ピンクッション)をつくる 2017秋

だんぶりこ

「だんぶりこ」と呼ばれるこぎん刺しの紋様をチョイスしました。

「だんぶり」というのは津軽地方の方言でトンボ(蜻蛉)のこと。「こ」は何となく響きがかわいいから付けちゃったらしい。(他に「花っこ」「豆っこ」などの紋様がある)

トンボは「勝虫」と書くこともあり、武士たちの間で流行ったモチーフです。トンボは前にしか進まない、的なやつらしい。縁起がよろしいので全力で担いでいくスタイル。

※オニヤンマレベルのトンボは、ホバリングやバックもできるらしいです(ソース不足)

完成しました

幅は3.5cm、長さは25cm。刺しゅうした面を表にして、裏地には黒の帆布を使いました。接着芯を使用し、型を保持しています。カメラに通す部分はポリエステル製、つなぎの部分は合皮を貼ってカバーしています。

当然こだわりたい部分としては、金属パーツを使用しないこと。大事なカメラにつけるんだもの

サイズ感

カメラに装着するとこんな感じ。大きめのコンデジや、小型ミラーレス一眼とかに着けるとバランスが良いですね。

もっと小さいカメラに着けるとしたら、ストラップの幅を狭くするのだろうけど、作業の難易度やデザイン性を考えると、刺しゅうはちょっとやりたくないなぁ。

使用感

(このカメラ、サンプル撮影としては適当ではない気がします)

やはりストラップあると安心しますね。撮影など、使用感に問題はなさそう。ストラップ部分が布製だと、やっぱり質感がステキです。

気づいたこと

デザイン
・紋様の密度をみっちりさせると、ちょっと派手すぎてしまうかも
・バランス!
・黒ベースに映える色が構想段階ではイメージつきにくい

ストラップのつくりについて
・製作段階のマージンをもうちょっと余裕もって
・ポリエステル製のベルトはそんなに悪くなかった
・切り口の処理が簡単◎
・手芸用ボンドは簡単で良い、仕上がりも悪くない
・素材同士の相性に左右されるので、使用は最小限に
・つなぎの部分はもっとシンプルなつくりにしたい

まとめ

つくる前に、絵を描いて軽く構想を練ったりするのですが、実際にやってみると思い通りにいかない部分が多いですね。イメージ通りできる部分もそこそこあるけども。まぁ、何事もそうか。

その点、いくつか作ってみて把握できたことも多いので、そろそろ習作段階を卒業できそうです。

次回は満を持して、一眼レフカメラ用にネックストラップをつくります。時間かかりそう〜

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