月が欠けてて、赤くて青かったから
さて、クリハラ(@kurit3)です。
2018年1月31日に日本全国で、たいへん条件のよい皆既月食が起こりまして、わたしもベランダから観察しました。寒いなーとか言いながら、なかなか感動しましたねあれは!
肉眼ではばっちり観察できたのですが、写真撮影は失敗してしまい……。
このやり場のない悔しさと、天体ショーをリアルタイムで体感できた高揚感と、混じり合った気持ちを刺しゅうにしてみました。
下描きをする
ざっくりと図案をデザインします。月食により赤というか赤銅色になった部分、光っている部分の対比がとくに感動したので、そのシーンをそのまま落とし込みます。所要時間7秒!
欠けているけど、そこに存在している
欠けている部分と、欠けていない部分と、両方を合わせて正円をつくるデザインが、サイエンス的に正確ですね。
赤い部分は3本どりのチェーンステッチで縁取りをしました。チェーンステッチのスキルは上がってるので嬉しいのですが、これは結果的に反省ポイントでした。
青い月の部分の方に、より存在感を持たせたく、サテンステッチを面でほどこしています。ぷっくり立体感を出すために内側にアウトラインステッチをしました。
なのですが、赤い月の方が強くなってしまいました。これは反省。
赤い部分は、糸の数を減らすか、アウトラインステッチなどでスマートなラインを描くようにしたら、よりイメージ通りになったかと思います。
良かったこと
下描きから1時間くらいで仕上げた即興性というか、スピード感は良かったですね。今までは2時間くらいかかっていたので。
これくらいのペースで、軽く作業に取り組めるマインドに持っていきたいですね。
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