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趣味の鑑定士という話

SNSなんかみてるとよくこの趣味のやつはどうだと評価する趣味の鑑定士がチラホラいる。

趣味で人に優劣をつけようって神経が私には分からないが、目に入ってくるってことはそこに楽しみを見出してる奴が少なくないってことだ。

私は法に触れるようなことや、借金したりしてまでその趣味を続けるなんていうのは感心しないが、趣味そのものは個人の自由だと思ってる。

しかし、鑑定士にとってはそうではないらしい。

趣味の優劣やその趣味を好んでいる人の性格や特徴なんかを好き勝手に書きたがる。

人の趣味は酷評するけど、自分の趣味はさも高尚なもんだって書き方をしてる奴もいるのが趣味鑑定士の面白いところだ。

私の考えや価値観が正解だって思ってるのかもしんないけど、昭和世代の暴力を教育だって言ってた人たちも同じように思ってたんじゃないかな。

価値観や考え方なんてコロコロ時代に合わせて変わってくんだから、絶対とか正解とか安易に言わない方が身のためだ。

今自分が酷評してる趣味が世間的な主流になったときに目も当てられない有様になるかもしれないしね。

人の趣味にケチつけたって一銭の得にもなんないし、無意味に敵作るだけなんだから。

あ、でも趣味の鑑定が趣味な方もいるのか。

そう考えると今日のこの話自体が野暮だったのかもね。



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