変えるか変わるかという話

世の中にはニ種類の人間がいる。

他人を変えることで環境を変える人間と、自分が変わることで環境を変える人間だ。

自分が見たくないものを自分が観るのを辞めるのではなく、周りを変えることで、そもそも見えないようにする。

なんでそういう選択をするかっていうと、自分が変わるより他人に変わってもらった方が楽だからだろう。

あとはそれ以外に、選択肢がないっていう場合もある。

子どもの頃からそれでまかり通ってきたから他の方法を知らないし、探すのが面倒くさいのだ。

逆に自分を変えることを選択する人は、周りにあんまり期待や信用してないんだろう。

リーダーとかを任された時に自分がやったほうが早いからと、人に仕事を任せない人にも同じことが言えると思う。

こいつらに自分の考えや意思をぶつけても変わらないし無駄、なら自分が変わってやるぐらいの気持ちの人もいるかもしれない。

そういう見方をすると、他人を変えることで環境を変えようとする人は、ある意味人間らしいと言えるだろう。