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シングル告知の印象 ~【櫻坂46・日向坂46】「僕なんか」の発売を前にして~

日向坂46の7枚目シングル「僕なんか」が、6月1日にリリースされる。
元々、5月11日に予定されていたのだが、新型コロナの洗礼を受け、発売が延期されることになった。
そのため、事前に予定されていただろう発売告知キャンペーンにも、少なからず影響があったようである。
ラジオ番組の出演も、キャンペーンのために出演するはずだったメンバーが、何の告知もなく、ぬるっと出ていたりするので驚くことがある。
この雰囲気、どこか懐かしいなぁと感じたのは、欅坂46時代、9枚目シングルが発売中止となった時に似ているからかもしれない。
あの時のグループやファンの間にあった「閉塞感」は、今思い返すと懐かしくもある。
当時は絶望的だと感じていたことも、時が経つことですっかり忘れてしまっているから不思議だ。
このような経験をしていると、たとえ絶望するような場面に出くわしたとしても、必ず乗り越えられると思うことができるだろう。
欅坂46を応援していて、まさか、このような気持ちになるとは夢にも思っていないので、そのような意味でも、彼女たちの存在は「唯一無二であった」と言えるかもしれない。
人生の喜怒哀楽を、自分が乗り越えられる範囲で体験させてくれた存在として、「欅坂46」には本当に感謝しかない。

ここ何年かの日向坂46は、普段から様々な番組に出演している。
そのため、シングル告知キャンペーンで急に出演数が増えたという感じが全くしない。
これは、彼女たちの努力の賜物と言えるだろう。
彼女たちの自己プロデュース力やアピール力が、このような成果となっていることは間違いない。
シングルの発売が延期されたことで、出演タイミングに因果関係が無くなったとしても、そこに違和感を覚えることがないということに、グループとしての大きな成長を感じる。
ほんの数年前までは、「出演する」ということ自体が大きなニュースであったのだが、今や追いかけるのが大変なくらいである。

櫻坂46も、最近じわじわと出演する番組が増えてきている。
バラエティー番組やクイズ番組を中心に、出演する番組の幅が広がってきていることに、ファンとして頼もしさを感じている。
「プレバト」のように、芸術的な才能を発揮することができる番組に出演することも、自分をアピールする場として貴重である。
このようなチャンスを大切にして、グループが活躍できる場面をどんどん増やして欲しいと願うばかりである。




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