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グループの名前を借りる立場から・・・ ~【櫻坂46】卒業後も見据えた活動のやり方~

昨日開催されたTGC(東京ガールズコレクション 2022)の配信を視聴しながら、メンバーの皆さんの活躍ぶりを眺めていた。
ファッション誌の専属モデルを務めているメンバーが多いことから、全く危なげない様子に頼もしさを感じつつ、彼女たちの持てる魅力を堪能することになる。
各ブランドのカラーによって、新しい魅力を引き出されているためか、ファンも知らない表情を観ることができる。
基本的に、イベント自体が「女性向け」であることから、男性目線で観ていると違和感を覚えることもあるが、それでもグループ活動の中では観ることができない彼女たちを知ることができるのは素直に嬉しい。
今回のTGCは、理佐さんが卒業して初の開催となっていることから、どのような姿を見せてくれるのか楽しみにしていた。
今回も、しっかりファンの期待を超えた素敵な姿を見せてくれていた。
サプライズゲストとして、「六本木クラス」の出演者枠で、平手さんも登場していたこともあり、欅坂46のファンからすれば、さながら同窓会の趣すらも感じられた。

このように在籍メンバーと、卒業メンバーが一堂に会している様子を観ていると、「グループ」で活動する意味を改めて考えてしまう。
オーディションに合格し、グループとして活動することになった時は、まだまだグループの存在や名前が、世間に対する大きなインパクトとなる。
「欅坂46の○○です」「櫻坂46の~」ということで、世間はグループアーティストとしての彼女たちを正確に知ることができるからだ。
大手レコード会社がマネジメントするアーティストの一員と認識されることで、受けられるオファーが増えてくることは間違いない。
歴史ある音楽番組に出演したり、ドラマやバラエティーに出演することができたりするのは、グループの存在があるからである。

グループで活動を続けていくことで、個人としても、世間に認知されるようになってくる。
そうなってくると、個人として魅力が輝かせることが、グループに貢献できる力となる。
彼女たちは、将来の抱負を尋ねられた時、必ずと言ってよいほど、「グループに貢献できる存在となりたい」ということを口にする。
それは、グループや先輩たちへの感謝を日頃から感じているからだろう。
その恩に報いることで、自分が受けてきたものを必死に返していこうと考えていることは、彼女たちの取り組み方を観ていればわかる。

最近、外番組やグループ活動以外のイベントで観ることが出来るメンバーの表情は、晴れやかで実に楽しそうである。
彼女たちなりに、グループに貢献できていることを実感しているからだろう。
個人として実現したい夢も、もちろんあるだろうが、何よりも、グループやメンバーを大切にしていることは、彼女たちの言動の端々から感じることが出来る。
この一体感や「絆」こそが、櫻坂46ファンが一番好きな部分であるかもしれない。
グループが、どんどんと大きく進化していくことが、卒業メンバーにとっても、大きな追い風となるだろう。
在籍メンバーと卒業メンバーが、お互いに切磋琢磨しながら、それぞれの分野で魅力を輝かせていく未来をしっかりと応援していきたい。



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