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スケジュールの空白には、意味があった! ~【櫻坂46】待望の1stアルバム「As you know?」発売を記念して~

最近、櫻坂46のスケジュールを見ていて、何か空白が多いなぁと思っていた。
そんなファンの気持ちを知ってか知らずか、今夜、アルバムが発売されることが発表された。
「櫻坂46」名義の記念すべき1stアルバムとなることから、ファンの期待値もかなり上がっていることだろう。
詳細はまだ不明だが、そんな期待を超えるものを見せつけてくれることだけは間違いない。
アルバム発売と聞いて、想像は膨らむばかりであるが、ティザー映像を観ていると、今までの成果を余すところなく収めているのはもちろん、彼女たちの明るい未来をも感じさせてくれるものに仕上がっているような予感がしている。

タイトルにある「As you know」は、「ご存じの通り~」という形でビジネス英語でよく出てくるものである。
4枚目シングルで使われた「五月雨式」もそうだが、最近のタイトルや歌詞には、不思議とビジネス用語が多い。
これは、メンバーが、「大学生」~「社会人1・2年目」の年齢層となっていることが反映されているからかもしれない。

「As you know」は、実際の現場で多用すると、相手を若干見下したような意味に聞こえてしまう場合がある。
使っている本人は、
「既にご存じかと存じますが、改めてお話させていただくと・・・」
のつもりで使っていても、人によっては、
「もう大方の人が知っていることなので、まさか知らないなんてことはないですよね?」という意味にとられてしまう可能性がある、かなり危険デンジャラスな言葉だ。
にもかかわらず、今回敢えて、このようなタイトルをつけていることをみると、凜々しく咲き誇る「櫻坂46」となった今でも、欅坂46時代から連綿と続いている「世間に対して、少し尖った部分を秘めている」ということを表現したかったという背景も透けて見えてくるような気がする。

どちらにしても、来月の「W KEYAKI FES. 2022」を前にして、ファンにとっては非常に嬉しいニュースである。
今回のアルバムの中に、どれくらい新曲が含まれているかが注目されるところだが、それ以上に、次のライブでいくつ披露してくれるのかが、一番気になるところだろう。
思い返せば、「欅共和国」が初めて開催されることになった時も、その直前に、欅坂46としての初アルバム『真っ白なものは汚したくなる』が発売された。
そのため、「欅共和国」の中で、アルバムに収録されている新曲が披露されることを、ファンは期待していたのだが、わずかに「危なっかしい計画」が最終日のWアンコールで披露されるだけにとどまった。

今回は、ライブの後にアルバムがリリースされるため、そういう意味では、新曲が披露されなくても、当然の結果として受け止められるだろう。
そこから推測されるのは、「W KEYAKI FES. 2022」の時に、アルバム曲がメインとなる「全国ツアーの開催」が発表されることだが、果たしてどうなるだろうか。
FESの最終日は、原田さんの卒業セレモニーとなるため、その日を外して、櫻坂46メインのライブ初日に、特報として発表される可能性もありそうである。楽しみにしながら、待つことにしよう。

世間的には、まだ梅雨入りしたばかりであるが、
『櫻坂46』の夏は、もう始まっている。


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