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皆の願いが・・・少しずつ叶い始めている ~【櫻坂46】「摩擦係数」の歌詞に刺激されたのか~

それにしても、昨晩の「MUSIC FAIR」での「摩擦係数」のパフォーマンスは凄かった。
前日に生配信された時とは異なる振付で披露され、一旦中止となった「W-KEYAKI FES.」を挟んで、楽曲の魅力が日々進化していることを改めて認識できた。
MVが解禁された時、楽曲の長さが「3分22秒」という短いものであったことから、音楽番組で披露する際、フルサイズでパフォーマンスしやすくなるなぁ・・・と思っていたのだが、実際に昨晩の放送でも、その願いは叶う形となった。
連日の楽曲披露となったことから、振りの違いもすぐに気がつくことができたのが嬉しい。
披露する度に、どんどんと楽曲を仕上げてくるスタイルは、今回も踏襲されている。
どんな些細なことでも労力を厭わずに、真摯に楽曲に向き合い、そこに込められているメッセージの多様性を形にして見せてくれるのが、彼女たちの魅力であると言えるだろう。
そのため、同じ楽曲を披露しているようでいて、毎回異なるパフォーマンスとして感じることができるのだ。

彼女たち自身も、さまざまなダンスの要素を積極的に採り入れることで、パフォーマンスを進化させている。
楽曲のバリエーションが増えるにつれ、TAKAHIRO先生以外の振付でパフォーマンスするようになっているのも、その一つである。
どこまで彼女たちの要望や意見が採り入れられているかはわからないが、少なくとも、もっと上を目指している彼女たちは、貪欲に新しいことを吸収していきたいと思っているはずだ。
それが、ほんの少しずつかもしれないが、実現しているのではないだろうか。
メンバーによるSHOWROOM配信の機会が増えていることも、YouTubeによって緊急生配信という形で楽曲披露したことも、今までになかった流れである。
今までは、どうしてもメジャーな媒体にこだわる様子が垣間見えていたのだが、最近は、良い意味で、なりふり構わない感じがある。
アルバムのリード曲「摩擦係数」の歌詞に刺激されたのだろうか。

もう体裁なんかどうだって構わない
誰も見ちゃいないよ 自分のことで手一杯
「誰にとってカッコ悪い?自意識過剰って笑われるぜ」
好きにさせてもらおう

櫻坂46『摩擦係数』より

この歌詞が、メンバーの皆さんや「チーム櫻坂」の方々の心の中に、響き渡っているような気がするのは、自分だけだろうか。

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