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グループの絆 ~【欅坂46】初ドラマの最終回を迎えて~

 今夜の「レコメン」(文化放送)は、守屋さんと梨加さんの卒業前最後の出演となった。相変わらずのお二人の様子に、最後まで癒やされた放送となっていた。菅井さんからパーソナリティーを引き継いだ松田さんも、先輩二人を前にして、ハキハキと対応しており、これからの櫻坂46も任せてくださいと言わんばかりの頼もしさが感じられた。
 グループ内で美容番長として、最新情報を常にチェックし実践している守屋さんは、冠番組でも抜群の企画力とプレゼン力をみせていたので、これからも、きちんと自己プロデュースをしながら、さまざまな活動を続けてくれるだろう。
 片や、グループ活動当初から専属モデルとしても活躍しており、すぐに表紙にも抜擢されたビジュアル担当の渡辺梨加さんは、今後もモデルとして活動しながら、女優としても活躍してくれることを期待したい。ミュージックビデオでいつも印象的なシーンを担当することが多かっただけに、彼女が素晴らしい演技をしている姿は容易に想像ができる。
 梨加さんのお芝居が評判になったのは、なんと言っても、欅坂46としての初ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」であろう。ドラマの最終回に彼女が見せた迫真の演技は、多くのファンの涙を誘った名シーンとして、今でも語り継がれている。
 このドラマの頃の忙しかった日々が、守屋さんにとって、一番思い出深かったという話は「こち星」でもしていたが、坂を登っている真っ最中とも言えるこの時期。目の前の仕事に、全身全霊で取り組んでいる彼女たちの姿がとても眩しい。
 このドラマの監督であった豊島圭介さんは、卒業した織田奈那さんの初主演映画「未来のわたし」の監督でもある。彼のYouTubeチャンネルで、「徳山」の話をしている場面があるのだが、そこでは、佐藤詩織さんの演技にかける情熱が素晴らしかったという感想を述べていた。監督が、彼女の熱意に応えるために、少し脚本を修正したことも明かされていた。
 梨加さんが卒業した後、織田さんや佐藤さんと同じドラマや映画に出演することも夢ではないかもしれない。
 卒業後、女優として活躍していると言えば、なんと言っても、平手さんだろう。
 今春に放送された「ドラゴン桜」に続いて、最新ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」(NHK総合)が、12月18日と25日に放送予定となっており、こちらも非常に楽しみである。

 グループに在籍している時はもちろん、卒業した後も、彼女たちが活躍を続けることで、「欅坂46」や「櫻坂46」の評価も、同事に上がっていくことが期待できる。
 櫻坂46メンバーが出ているドラマや映画に、卒業メンバーも出演するという胸熱な場面シーンを想像してしまうのは、決してファンの妄想とは言い切れないだろう。

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