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発酵講座受講から2023年に向けて思うこと

2018年に発酵マイスターの資格を取得し、以前開催していた自宅教室では、味噌教室や塩麹教室なども開催したりしていました。

過去の自宅教室の様子

その発酵マイスター、実は更新特典というものがついてくるのですが、これまで一度も受講せずにいました。
コロナ以降はオンラインでも開催されるようになったこの更新特典の「ベーシック講座」の4教科を、先週末2日に渡ってオンライン受講しました。



オンラインベーシック講座

受講は4年ぶり2回目。2018年に受講した際は、リアルセミナー。
年季の入った、菌たちが見えそうな建物での受講でした。

今回はオンライン。
数日前に教材が到着し、ワクワクが止まりませんでした。

1日目の麹と醤油は、藤本倫子先生。

発酵マイスターの講座の時にも教えていただき、その知識の深さに敬服した先生です。
受講するなら藤本先生の回に参加したい!と思っていたので、今回受講できて本当に良かった。

2日目はうんログという腸活アプリを運営しているうんログ株式会社のCBO長瀬みなみ先生。

うんログアプリはコロナ期間にダウンロードして記録していたことがあります。
日々のお通じを記録するアプリです。
現在は記録はしていませんが、「快便」に対する着眼点が変わるきっかけになった記録活動でした。(お通じがある=快便、とは限らない!ということ)

長瀬先生の講座を受講するのは初だったのですが、こちらもとても楽しみにしていました。

専門性の深さ あっという間の8時間


ベーシック講座はマイスターの必須科目なので、4年前にも受講しました。
なので今回は前回の講座のテキストと、現在のものを比較しながら受講しました。

結果、コロナという社会の大きな出来事により、健康意識が高まっている中で、日本の発酵食品が世界的にも注目が強まっているという話を、消費者視点、製造者視点、社会的な視点なども掘り下げながら、多角的に捉えたお話をお聞きすることができました。

「なぜ今甘酒が売れているのか?」という話も、複数の視点からのお話を聞けて、非常に興味深かったです。

また、教材も改定され、オンラインで試食がない中でも満足感が落ちないように、という配慮が随所にされていました。

私は一気に受け直したかったので4教科を2日に渡って受講しましたが、1教科ずつ申し込み可能です。
2日に渡る講座は、1教科2時間。トータル8時間。
なかなかな時間とボリュームでしたが、どの講座も、講師陣の専門性の深さにより、とにかく学びとなる時間で8時間が、あっという間でした。

受講を終えて

最新情報を踏まえての講座。
今後も適宜受講するべきだな、と感じた2日間となりました。
発酵関連の書籍ももっと掘り下げていかねば。

ちなみに個人的には、パン屋的繁忙期のクリスマス時期に、2日に渡って講座を受講するなんて、どうかしているぜ、と思うスケジューリングでした。
ただ、オンラインだったので当然移動もなし。
前後に用事も済ませることができ、昼休みの間に昼寝も挟むことができ(笑)充実した2日間でした。(大豆を茹でるのを忘れていて、当日朝に慌てて浸水。講座直前に茹でるという事態にはなりましたが、それでも何とか間に合った。)

noteで手荒れのことについて触れ、書いた後に
「いろいろ言い訳している自分、やだな。覚悟決めて改善したい!」と思い、毎日ではなかった甘酒を毎日に変えて腸活強化しようと動き出したのが10月。

11月にヨーグルトメーカーを購入(これまでは炊飯ジャーで作っていたけど、炊飯ジャーがフル稼働なので作りにくくなっていた)、麹化粧水の講座も受講開始。
そうすると、急に情報が集中的に入ってくるようになる不思議。

今月頭には、たまたま訪れた企画展で発酵デザイナーの小倉ヒラクさんのミュージアムツアーに参加できたり。

東京多摩地区、日本全国、大きく2つの発酵関連の実物を写真や背景と合わせて展示

数ヶ月考えていた麹鶏ハムのサンドの試作も着地しそうになってたり。

こういう時、自分の中の点が線に繋がりやすくて面白いなと感じるのは歳のせいなのか、なんなのか。

ベーグル屋が料理教室やるなんて、意味ある?とか
相変わらず考えちゃったりもする訳ですが、繋がる線のその先が、どうなるのか。
私自身も見てみたい。
そんな2023年への想いを募らせた二日間となりました。


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