くりすかよ
家ご飯は自由! 何気ない飾らない毎日のご飯を集めています。
パン屋経験ゼロの店主が 6年シェアキッチンを利用して 実店舗を持つことになった経緯などを まとめました。 飲食店を小さく始めようとされている方 新しく何か始めようとされている方の 参考になればと願っています。
初めまして。クリカ食堂の栗栖(くりす)です。 クリカ食堂は、2015年に自宅教室からスタートしました。 その後、小平市にあるシェアキッチン 「学園坂タウンキッチン」でベーグルの販売をはじめ、 それから6年経った2021年9月に ベーグルとスコーンの専門店として自店舗をオープンしました。 お店を立ち上げてから一年。 改めてnoteを再開しようと思います。 こちらでは、自店舗立ち上げまでと立ち上げてからの1年。 今の暮らしの中で感じたこと。 食や暮らしに関することなど、 書いて
先日市内の交流会で、 ケータリングを担当させていただきました。 初のケータリングでしたが 彩り野菜がスタートした季節ということもあり 地元の新鮮野菜に助けてもらう結果になりました。 実は、ケータリングのプランを練り始めたのは4年前。 どういうこと?ということで ケータリングの日の自己紹介で、 お話しした内容、記録として留めておくためにも ➕αして久々にnoteにアップしたいと思います。 初のケータリング、依頼は4年前実は4年前。 初めてケータリングの依頼を受けました。
長崎県の西側に連なる五島列島。 幼い頃、父の仕事の関係で暮らしていた島。 五島を訪れるのはなんと35年ぶり。 連絡まめな姉が、現地で漁師をしている当時の同級生のかずさんに相談したところ、スペシャルツアーを組んでくれ、母と姉と3人で、思い出と食を巡る、大満喫の旅行となりました。 今回は特に心に残った五島うどんの工場見学について、まずはまとめておこうと思います。 長崎の波止場をジェットフォイルで出発。天候は薄曇り。 波も強くなく、酔うこともなく、快適な船の旅を経て、2時間後に
今年、夫が居酒屋でゲットしてきた新メニュー。 ピーマンの種を取り、キンキンに冷やして、具材を乗せて食べる。 「パリパリピーマン」。 ひき肉の味噌炒め、ポテサラ、などお店によってのってるものが違ってる!と報告があった。 先日夫婦で食べに行った焼肉屋さんでもメニューにあり、大盛り上がり。 そうか、これが噂のアレか。 冷えた生のピーマンの食感と、受け止め力と言ったら。 夏にぴったり。 これ、いつから流行ってるの? それからやってきた、 我が家のパリパリピーマンブーム。 作
先日、初めて営業しました、土曜日に。 そもそも論。 サービス業、土日営業した方がいいよね、とは当然私も考えていました。 でも、オープン当初は、自分の体力も心配だったから週2でスタート。 次第に営業できる日が増えてきたけど、土日はお子さんがいるスタッフにも休んでほしい。 だって子供ができた後、自分自身が「土日営業がある」ことが飲食業を選ばない理由だったから。 でもあちこちから「週末営業してほしい」という声をもらってました。 同時にスタッフと話をしていて、時々ならスタッフも
「クリカ食堂が自店舗を開くまで」。 今回で最終回。 オープン後のことをまとめたいと思います。 ******** オープン後の目標「倒れない」 オープン直後。 必死に走りながらも、目標にしていた「半年間倒れない」は達成。 ※ クリカ調べで、飲食店立ち上げた友人知人の店主達、オープン後1ヶ月〜半年で体調壊した確率8割でした。 オープンから4ヶ月後に首の肉離れ診断は受けたものの、年末年始に治したので、営業には影響はなく、走り続けることができました。 その後も営業日が実質週2
マガジン「実店舗を開くまで」 10本目の記事です。 2022年9月16日が吉日ということで、その日をグランドオープン日に定め、段階を追って進めていくことにしました。 今回はその時のことを書こうと思います。 営業していたシェアキッチンにも、住まいにも近い場所を探した結果、嬉しい悲鳴となりそうだったことは、グランドオープン日の混雑です。 以前タルト店でのオープンを経験し、「グランドオープンは激混みする」ことを痛感。 そのため「グランドオープンまでを慎重に進めよう」と思って
マガジン「実店舗を開くまでとそれからの1年」 9本目の記事です。 図面が出来上がり、工務店が決まり、価格交渉。 価格交渉がおわってから、静かだったテナントは、一気に工事現場として動き始めました。 柱や壁が作られていくプロの仕事を見るのは、ワクワク感が募っていくもの。 通りかかる方も足を止めてご覧になっていたようです。 丁度私も別のお店が立ち上がっていく様子を、Instagramで興味深く追いかけていて。 そこで私も、ワクワクを伝えていくことに決めました。 私はコロナ前
僭越ながら、東京都総務局運営のサイトで 取材記事がアップされました。 街を背負っているような重圧感が半端無いですがシェアさせていただきます。 丁寧にまとめていただき、ありがとうございました。 おかげさまで、これまで何度か取材していただいているのですが、基本的には「創業」「開店」などに関する切り口での取材が主でした。 今回は「移住」という観点からの取材。 伝える相手が変わることで、前に立っている私もお店も変わらなくても、切り取り方が変わり、その結果文章も変わってくる。 非
あけてしばらく経ちますが。 あけましておめでとうございます。 今年もnoteアップをコツコツ続けたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。 おすすめのお金に関する本 3選 さて、年末年始は「整える」をテーマに動いてました。 一つは、お金のこと。 家計管理のテコ入れです。 昨年は、お店に入ってくるお金が、お陰様で入ってくるのも出ていくのも、これまでとは大きさが変わってきました。 仕入の量もどんどん増えていっています。 ありがたいことです。 そうするとですね。
2018年に発酵マイスターの資格を取得し、以前開催していた自宅教室では、味噌教室や塩麹教室なども開催したりしていました。 その発酵マイスター、実は更新特典というものがついてくるのですが、これまで一度も受講せずにいました。 コロナ以降はオンラインでも開催されるようになったこの更新特典の「ベーシック講座」の4教科を、先週末2日に渡ってオンライン受講しました。 オンラインベーシック講座 受講は4年ぶり2回目。2018年に受講した際は、リアルセミナー。 年季の入った、菌たちが見
マガジン「実店舗を開くまでとそれからの1年」 9本目の記事です。 前回は「お店+αの場所を作る」という記事でした。 自分のワークショップ、講師を招いたワークショップ、+αの可能性のある場所にしようと決めた私は、設計士さんと共に場所を整えていきました。 製造場所の確かさ +αの場所にすると決めたと同時に、ベーグルを作ってお届けする軸が何より重要とも感じました。 そこで、製造場所である厨房の使いやすさ、安全安心な食を作るための場所作りについて、かなりしつこく検討しました
いよいよ腹をくくってきた2021年2月。 テナント募集中の今の店舗を見つけました。 今回は、その時のことを書きたいと思います。 マガジン「実店舗を開くまでとそれからの1年」 8本目の記事です。 コロナになり仕事が激減 2019年になった頃。三角物件との縁も切れ、 私の中では「シェアキッチンの販売と講師業で生きていこう」という覚悟が、少しずつ大きくなっていました。 そんな中コロナ社会に突入。 予定していた外部講師の仕事も、自宅教室も、全てなくなりました。 皆様の記憶
マガジン「実店舗を開くまでとそれからの1年」 7本目の記事です。 前回の「店舗探しの旅」の続きです。 今の物件の前に、かなり真剣に検討した物件がありました。 通称「三角」。 その時の話を書きたいと思います。 念願の物件が空き店舗に!実は、店舗を借りたいと思った初期の頃から「ここが空いたら借りたい」と思っていた物件がありました。 6坪程度の広さ。中は三角の形をした変わった間取りでしたが、家からも通いやすい。 ちょうど物件を探し始めた頃に、店舗情報をチェック。直後に借り手が
マガジン「実店舗を開くまでとそれからの1年」 6本目の記事です。 7年越しの店舗探し 店舗は一度決めると、なかなか変えられません。 稀に軽やかに移転拡大していく方もいるけど、圧倒的少数派のように思います。 私がそう思って決められずにいたわけではないことは以前書いていた通り。 自宅教室か、講師か。 店舗かまかないか。 店舗やるの?やらないの? 体力大丈夫?などなど 悩みながら、振り返ると店舗探しを7年に及んでやっていました。 もはや趣味?ライフワーク?みたいになって
マガジン「実店舗を開くまでとそれからの1年」 5本目の記事です。 シェアキッチンの利用を始めたのが2015年。 当初は注文のための製造や、出張販売などをしてました。 1年後の2016年。 毎週1回の営業に切り替えてから、少しずつ製造販売量が増えていくようになりました。 1人での営業もできなくもないけれど、このままでは作る量は増やせない。 そこで少しずつスタッフに入ってもらうようになりました。 今回はスタッフの変遷と、「スタッフとチーム戦で行こう」と決めるきっかけにな