4年越しだったケータリングの話
先日市内の交流会で、
ケータリングを担当させていただきました。
初のケータリングでしたが
彩り野菜がスタートした季節ということもあり
地元の新鮮野菜に助けてもらう結果になりました。
実は、ケータリングのプランを練り始めたのは4年前。
どういうこと?ということで
ケータリングの日の自己紹介で、
お話しした内容、記録として留めておくためにも
➕αして久々にnoteにアップしたいと思います。
初のケータリング、依頼は4年前
実は4年前。
初めてケータリングの依頼を受けました。
それまで憧れていた「ケータリング」。
4年前のケータリングは、
起業希望者向けの講座のサブ講師として呼んでいただき
合わせて講座受講者様にケータリングを用意する、
という内容でした。
講座のサブ講師と並行してのお仕事、ということで、
数ヶ月間ケータリングについてプラン出しをしました。
機材を購入したり、試作し、容器も試してみたり。
ディスプレイについて調べたり。
経験のある方に、お話を伺ったり。
ただ、開催直前になって、中止することになりました。
理由はコロナ。
2000年2月下旬に開催予定だったケータリングは、
直前になりストップしました。
以前も書いたけど、コロナで仕事がなくなった話
その頃食の仕事にパラレルに携わっていた私。
当時やっていたお仕事
自宅教室、外部での料理講師、
企業まかない、イベント販売、カフェスタッフ。
それら全ての仕事がなくなりました。
全ての仕事が一気になくなった中、
一つだけ残ったのが、
ベーグルとスコーンのシェアキッチンでの販売でした。
当時利用していたシェアキッチンでの製造販売では
リモートワークに切り替わり
自宅待機となったお客様が、不安のある日常の中、
食べ物に癒しを求め、これまで以上に買いに来てくださいました。
時間があるのに、仕事に制限がかかること。
ベーグルを求めてくださる方はいるのに
シェアキッチンでは利用時間が限られているため、作れないこと。
そんな状況への、悔しさとも憤りとも言えない気持ちと
考える時間ができたことが重なり
ようやく数年迷っていた
自店舗のオープンに辿り着きました。
2024年 今回のケータリングの話
ケータリングがなくなってから4年。
自店舗オープンから2年半。
市内にあるおしゃれ自転車屋さんの大倉さんが
「交流会を開きたい」とケータリングの話をくださいました。
やります、と即答。
このタイミングでお話をいただいたのは
あの頃はまだ、その時じゃなかったってことなのかもな
とも感じました。
プランを煮詰めて開放してみた
ただ今回、アフターコロナバージョンで
プランを改めて練りまくるも、直前まで煮詰まっていて。
開催1週間前、
いろんなことの締め切りがほぼ重なってて
パツパツだった時。
急遽予定がなくなったので、ケータリング試食会に付き合ってもらうことに。
試食に付き合い、たくさん意見をくれたのは、シェアキッチン時代の仲間たち。
その後プランを立て直し、スタッフに相談。
初回イベント販売の頃から
クリカ食堂に携わってくれているスタッフたちから
これまた的確な意見をもらい、さらに練り直し。
(当日も、グチる私のことを軽やかにかわしながら、
せっせと準備してくれた(涙))
そして、あれこれアイデア出したり
検索したり、営業や通販を下支えしてくれた全てのスタッフ。
スペシャルサンクスです。
当日は、市内5店舗の飲食店が準備した
パン、イタリアン惣菜、洋菓子、ベーグル、ドリンクと
多彩な食事が並ぶ中、交流会が行われました。
初めましてや、いつも購入しています、
奥さんがファンです、などなど、
たくさんのお声もお聞きすることができました。
終わった後、友人のパン屋仲間に写真を送ったら
「クリカ食堂の食堂部門が発揮されたね」と言ってくれました。
確かに。
そして、みんなの力でより良くなった。
これまたクリカ食堂っぽい。
今回のクリカ食堂のケータリングは
自動車メーカーにとってのモーターショーみたいなものだったなと思っています。
どういうことかというと、
実現可能性のイメージを広げ、
夢を描く未来のクルマ像を形にする。
そこから、通常販売の車に技術を落とし込んでいく、みたいな。
つまり、今後これをどう日々の営業に生かしていくか。
5月から新スタッフも加わります。
美味しいの連鎖が広がっていけるよう
手と頭、五感をフル稼働させながら、チームで乗り切っていきたいです。
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