見出し画像

火気要注意。

大変ご無沙汰しております。
ご機嫌は如何でしょうか。

コロナを乗り越え、、、
悪性腫瘍を克服し、、、
お仕事も辞め、、、
季節も変わり、、、
世の中の雰囲気も変わってゆくのを「こういうものなのか」と複雑な気分で感じながら、秋の匂いを楽しんで居ります。

世界では紛争が絶えないし災害も突然やってきます。
日本近海では鳥島近海の不明な震源・震度による津波が発生して、太平洋側の港で異常な潮位を観測されたり船の転覆も有りました。

災害に備える笛。

『災害に備える』というテーマでTVでもたまに報じられる事が少しだけ増えた気がします。
昨今では笛の携行をすすめるのが増えたのが個人的にも嬉しい。
私のYouTubeでも6年前の動画(多分6年前か、定かでないです)でチタン製の笛を携行しましょうと災害時の笛の重要性を訴えた動画を出してました。

キャンプブームで殆どの人達が衣食住を自力で行える道具を持っていると思います。
TVでもそんなキャンプグッズを災害時も有効活用しようと紹介される機会も増えてます。
ですが、冷静に考えてゆきましょう(うるさい事を言ってすいません)。

火はとても危険なもの。

関東大震災や東海東南海地域における大震災を想定した場合、サバイブする方法として各地域の「避難場所」へ避難すると思います。
普通は。

ですが昨今、個人行動が目立つ傾向が伺えるので、非常時に一定数の方が自宅付近で自力によるサバイブを決行することが考えられます。
YouTube等でも『災害』→「キャンプ道具」という図式が多く紹介されているから、もしかしたら一般的にもそういう思考回路が出来上がってしまっているかもしれません。

「たばこは吸っちゃだめ!」というのは聞いた事が有ると思います。
火を扱いますし。
何故ダメなのかは分かるとは思いますが、敢えて書きますとライフラインが壊れていて完全なのか不完全なのかを判断出来ない状況だからです。
その様な状況下でキャンプ道具を出してきて、バーナーや焚火(まさかの)をはじめたらどんな悲惨な状況が起こるか想像するのも恐ろしいことです。

TVで防災や災害時の話を特集として行っていた際の話です。
状況によっては危険な行為に成る事を防災アドバイザーの方もその他の専門家も口にしません。
多分、危険な事は専門家の中では共通認識とされているから「当たり前だから敢えて言わない」とか「言うまでもない」ということなのでしょうか。
分かりませんが。

スカイツリーサイズの火柱が何本も襲って来たら、逃げ場など有りません。

火気について先にも書きましたが、常日頃からの真剣で冷静な考察で2次・3次災害は低減出来ると信じます。
身動きが出来ない状況の方、恐怖で強張り自身を思う様に動けない方、小さいお子さんと一緒に彷徨う方、種々多様な方々が行き場を炎に立ち塞がれて、やがては火力の増大で気が付いたら目の前には巨大な火柱が…という最悪な状況をイメージ出来るだけでも行動に変化を持てると思います。

ヒートパックの活用を。

私はこれまで書いたことを踏まえて「モリアン ヒートパック」というものを非常用セットと一緒に常備しています。
ヒートパックは製品に少量の水で化学反応によってお湯を沸かしたりレトルト製品や飲料物を温めるなどを火を使わずに出来るので、安心レベルが格段に上がり安心です。
自宅や周辺の安全を確保出来ない間はこれで急場を凌いで、安全宣言などにより火気が使える様になったら、キャンプ道具等を使うとした方法を考えて欲しい。

普段からキャンプ等でこのヒートパックをお試し使用してお湯やレトルトを温めたりしてみて、イメージトレーニングも大切です。

一寸ここで小話を。

また、『サバイブをする』という名目で平気で腰ベルトにナイフを携行する人も居ると思います(実際に東日本大震災時のTV映像でその様な姿の男性を見ました)。
例え被災状況下であっても逮捕や連行は有り得ますので、ご注意下さい(これは平時でキャンプ中にキャンプ場でも逮捕・連行は有る様です)。

『自己責任』もご注意を。

何をするにも自己責任で~と結構便利な言葉ではありますが、この「自己責任」という『無責任』を如何したものかと困っております。

脱線してしまうのであまり深くは話したくないのですが、私も若い頃は内輪の流行り言葉として「自己責任で!」と言ってました。
ところが、著しく違和感を感じ出したのは東日本大震災以降からだったと思います。
上手く説明が出来ませんが、自分が見てきたものは多分度を越えた自己責任だったからだと思います。

自己責任で何かを行った結果事件・事故に繋がってしまったとか、誰かが怪我をした・自分が痛い思いをしたなど、、、

災害が発生した際の自己責任は、場合によって数千・数万人の人の命に係わる可能性が有るのです。

おわりに

たらたら話してしまいましたが、、、
・いざ!という時には意外と声が出ないので笛を携行(有れば玉の入った笛)しましょう。
・災害時は火気の使用厳禁で!
・自己責任は無責任。

この3つについて改めて考えて頂けたら、私のこの記事が有事の際に少しはお役に立てたかなと思います。

言葉足らずの部分は追々修正追記などするかもしれませんが、何かの糧に成れることを願います。

2023/11/10誤字脱字の修正と内容の追加。
新たに「モリアン ヒートパック」について書き足しました。
ヒートパックは本当に種々多様の物が有りますが、使用上の注意事項を充分に守って管理・ご利用下さい。
私が今回おすすめしたからといってヒートパックのご利用に関しての一切の責任は追い兼ねます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?