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高専の良い所? 悪い所?

こんにちは! Kuriiです。

都合上、私の大学は秘密にしていますが、、今回は!

高専について触れていきたいと思います!

実は仲の良い友達に高等専門学校(通称:高専)に通っている人がいます。 高専を知っている方は少ないと思うので、その友達になりきって高専の良い所・悪い所、そしてどんな人に合っているかを述べていきたいと思います。(※あくまで個人の見解です)

1. 高専とは

高専とは、国立高等専門学校といい高校生から大学2年までの5年制の学校となっています。つまり、大学受験がないのです。人によっては、高校3年生から大学受験をする人もたまーーにいます。

そして、5年間が終わると、大学3年生として他大学へ編入する人、企業へ就職する人、そして専攻科(5年制に加え、さらに2年間高専で学べる制度)へ進学する人がいます。

最後に、簡単に高専についてまとめると、5年制(+2年制)のエンジニア養成所といった感じです!


2. 高専の良い所(以下、メリット)と悪い所(以下、デメリット)

 [メリット]

・ロボコン部がある

→ 高専といえば、ロボットコンテストですよね。興味ある人多いと思いま す。中学校でもロボットコンテストの大会があるようで、それくらい魅力のある競技です。ハードウェアからソフトウェアまで扱うので興味ある人からするとたまらないと思います笑

・高校生の時からエンジニアの基礎知識を学べる

→ 1番のメリットかもしれません。普通高校に行き、大学生で工学部へ進学する人より、3年も早く学ぶことができます。

・就職率が100% (毎年500社以上から求人がくる)

→ これもまたインパクトがありますよね笑 大学生の就活といえば、学校推薦で受ける方もいらっしゃると思いますが、大半は自ら人気企業へひたすらESを提出し面接に挑み、内定をいただいた会社から新卒入社する会社を絞って行くと思います。高専の場合は、毎年500社以上から求人(もちろん名の知れた企業ばかり)が来るため、学校推薦で選考を受け、大半が一発で通っています。

・大学2年次に研究室で研究ができる

→ 高専は5年制のため、卒業条件として卒業研究が大学2年次にあります。5年制を終了し、大学編入するとなると2回も研究をする機会があります。研究好きな人からしたらたまらないでしょうね笑

・大学2年次に就職するのか、専攻科に行くのか、大学へ編入するのか選択の幅が広い

→ これもまたメリットですよね。しかし、いろんな選択肢がある故に多くの高専生はこの時期に進路ですごく悩みます。大学編入は大学受験よりも倍率が低く、受験科目が少ないので正直学歴ロンダリングし放題です笑 東大や京大、阪大、北大、東工大等へ進学する人は結構います。また、専攻科に行くメリットとしては、コミュニティは狭いですが同じ環境で同じ研究を引き継げることが挙げられます。

 [デメリット]

・普通高校と比べ、青春要素が少ない

→ これは批判しているわけではありませんよ笑 ですがこれは事実です(もちろん個人の行動次第ですが、、)。 まず、高専には体育祭がありません、そして学年の生徒数に対して女子の割合は大体10%程度です。 この比率は各高専そして学科によって変わって来ますが、少なくとも機械系や電気電子系はかなり少ないです笑 幅広いコミュニティ、そして青春要素だけを学生時代に求めるのであれば高専はおすすめしません。

・大学受験がないため、だらける人も中にはいる

→ 普通高校の人々はどうでしょうか。入学してすぐ進学校に行く人が多いと思います。 学校が終わると部活、そして塾。 目標に向かって日々頑張っていると思います。 一方高専生はどうでしょうか。 大学受験はないため進学校に通う必要もなく、趣味を楽しんでいる人が多いです。 特に、進級できればいいから赤点さえとらなければテストはどうでもいいやと思ってだらけている人たちも少なからずいます。 高専に入学する場合は、長期的な目的とそれに対する目標を持って日々を過ごした方が有意義だと思います。普通高校の生徒と比べると遥かに自由な時間がたくさんあります。 つまり、自分次第ということですね笑

・5年間も同じ学校にいるため、コミュニティが狭い

→ これは私からすると大変辛いですね笑 普通高校そして大学に進学することは、もちろん勉強するためですが、その過程でいろんな価値観の人に出会うことが何よりも勉強になると思います。 特にサークル活動とかがそうですよね。 普通だったら会うことのないであろう学部の人たちとサークル活動を通して出会うことができる。これは、一生の思い出にもなりますよね。 そういった意味でもコミュニティが狭いということは損をしている気がします。(損をしているというのも個人の見解ですよ笑)

・進級するのが大変

→ 高専では、テストで60点未満をとると赤点扱いとなります。 基本的に、年に4回各科目のテストがあり、4回のテストの平均が60点未満ならば赤点となり、最終的に1科目でも赤点があると留年の対象となります笑 最終的に赤点の科目が一定の科目数以下だと追認試験(進級に関わる最後の試験)を受けることができます。 これ以上詳しく述べると大変なので、赤点をとらないように日々一般科目と専門科目の勉強を両立しなければならないということですね。また、友達曰く高専の4年次(大学1年生)のテスト科目は20科目あり、それを5日間でこなしていたそうです。 これは相当きつかったと思います笑


3. どんな人に向いてるのか

最後に、どんな人に向いているのかについて述べます。 以下の条件に当てはまる方で中学生の方は高専を進路の候補としてみてはいかがでしょうか。

・ロボコンをやりたい

・将来エンジニアを目指している

・大学受験をせずに自由な時間を有意義に過ごしたい

・「確実に就職できる」という安定性のもと、将来の進路についてゆっくり考えたい

・競争倍率の高い大学受験を避け、旧帝大への大学編入を目的としたい

こんな感じですかね。 

結局のところ、高専を旧帝大への大学編入の手段として利用するのが1番コスパがいい気がしました。 大学受験のための勉強を避け、自分の興味のある専門分野を極めることができますしね!!

このnoteで、高専を知らなかったけど高専って候補としてありだな〜って思ってもらえたら幸いです!!(高専の回し者じゃありませんよ笑)

それではまた!!

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