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JR乗りつぶしの記録petit 2020/9/6 烏山線・水郡線

関東近郊で乗ってない路線を攻めよう企画ということで、1日小旅行を実施しました。今回のターゲットは東北本線を北上して途中分岐する烏山線、郡山から水戸へ戻ってくる水郡線です。途中の東北本線、常磐線は何度も乗ってるし珍しくないので飛ばします。

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烏山線 宝積寺~烏山

烏山線は東北本線の宝積寺駅から分岐して、那須烏山市の烏山駅までを結ぶ路線。宇都宮の近郊路線でほとんどが宇都宮駅と烏山間で直通運転してる。申し訳ないけど沿線にこれといった見どころがあるわけでもない。
この路線の特筆すべき点とすると、間違いなく蓄電池駆動車のEV-E301系が使われているところ。この車両の愛称はACCUM(アキュム)、蓄電池を意味するaccumulatorから。東北本線の電化区間は普通の電車として充電しながら走り、非電化の烏山線内では充電した電力で走る。烏山駅に充電用の架線がある。電気自動車が世の中に出てきてるように、鉄道でも電池の性能さえクリアできれば充電池で走る電車も実現できるということ。

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蓄電池駆動車のメリットとしては、化石燃料を使うよりエコ(所説あります)というだけでなく、ディーゼル気動車のための設備や人員を電車に統合できる、騒音や臭いが少ないという点。性能上距離の制限があるけど、電車を走らせるための架線設備を大掛かりに導入しなくていいのが大きなメリット。架線を引けない市街地や自動車との共用トンネル区間でも走れるので、欧州では路面電車への活用も注目されてる。

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宇都宮はお仕事で毎月のように行ってたんだけどね。さすがにそろそろ餃子を食べたい。宇都宮駅で見つけた苺パスタは怖いもの見たさだけど・・・。

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水郡線 郡山(安積永盛)~水戸、上菅谷~常陸太田

水郡線は文字通り水戸と郡山を久慈川に沿って結ぶローカル線、奥久慈清流ラインという愛称がついてる。基本的に両端部がそれぞれ水戸、郡山の近郊路線として比較的本数が多く、全線乗りとおせる乗り継ぎは1日5往復しかない。正式には東北本線の郡山の隣の駅安積永盛から分岐する。途中の泉郷そばには福島空港があったり、棚倉藩のあった棚倉町、常陸大子町の袋田には日本三大瀑布(三名瀑)といわれる袋田の滝なんかがある(袋田駅から徒歩では1時間近くかかるけど)。18きっぷのシーズンなので乗り鉄ばっかりでした。ちなみに2019年の台風の影響で途中の常陸大子と袋田間の線路が流出、現在代行バスでの運行。2021年3月27日に復旧予定とのこと。

これは別日だけど郡山駅前の郡山ビッグアイという高層ビルの無料展望台から見下ろす郡山駅。郡山駅は東海道新幹線のやまびこの多くが停車、なすのの起点駅にもなっていて東北本線の主要駅、磐越西線で会津若松・新津(新潟)、磐越東線でいわきへ繋がる交通の要衝。東北地方では仙台に次ぐ規模の主要都市。

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郡山は今世紀最高のラブコメ作品である「未確認で進行形」の聖地なので好きです。あとクリームボックスというローカル菓子パンがおいしい、別日だけど出張帰りの新幹線にて。

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水郡線は全線非電化で現在はキハE130というJR東日本では一番新しい気動車が使われてる。これは東京を走るE231系ベースの車体でディーゼル気動車にしたイメージ。JR東日本の車両の中では珍しく好きな見た目。

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のどかな田園風景のなかゆったりと走ります。

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常陸大子でバスに乗り換え。上小川駅へ。

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水戸方面の上菅谷からは常陸太田方面へ支線が伸びている(発祥自体はこっちで水郡線が分岐路線だった)。もちろん乗りつぶしなので常陸太田までいきました。夕方だから水戸から帰る学生だらけだった。昔は常陸太田から日立電鉄線に乗り換えて日立へ行けたけど2005年に廃線に。

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本日の成果(新規乗車区間)
烏山線 宝積寺-烏山 20.4km ※制覇
水郡線 郡山(安積永盛)~水戸 142.4km ※制覇
水郡線太田支線 上菅谷~常陸太田 9.5km ※制覇






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