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JR乗りつぶしの記録 2021/3/21 高山本線・武豊線・美濃赤坂支線 JR東海制覇!


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高山本線 富山 8:03〜猪谷 8:54・9:11〜高山 10:14・10:24〜美濃太田 13:07・13:30〜岐阜 14:02

一時期複線電化計画もあったけど叶わなかった、全線非電化単線の長大路線。富山から岐阜県を縦断する路線。富山から富山県最後の駅の猪谷がJR西日本、猪谷から岐阜がJR東海の管轄。

富山駅は路面電車が乗り入れてるのがとても好きな駅。全日本でトップ5に入る好きな駅。

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両端の平野部を除きひたすら飛騨高地の宮川(下流は神通川)と飛騨川(木曽川へ合流)に沿って峡谷を蛇行しながら走る、日本でもここまで長距離を山と川しかないないところを走り続ける路線はそう無い。沿線に飛騨高山や下呂温泉などの観光地があって意外と人は行き来してる。

富山平野から飛騨山脈に突っ込む

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渓谷と急流。

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下呂温泉。河原に開放的な露天風呂あるんだけどこの天気じゃね。

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普通列車で全線乗り通しに最短6時間かかる上に、双方向で乗り通せるのは1日4乗り継ぎしかない。
高山本線を走る特急ワイドビューひだは名古屋発で、高山の間の特急は昼間は1時間に1本ペース、富山まで行けるのはそのうち1日4本で4時間くらい。一方で近年は東海北陸自動車道ができたため、高速バスだと名古屋から富山は3時間半ほど。

猪谷、高山で乗り継ぎ。美濃太田では太多線からくる岐阜行へ接続。美濃太田では1時間50分後に富山を出た特急に抜かされる。途中信号場で3回と駅で1回、対向の特急を待ち合わせた。

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あとはJR東海の新型特急車両HC85の試運転とすれ違った。ワイドビューひだに使われているキハ85を置き換えを目指してる。ディーゼルエンジンで発電した電気と蓄電池の併用で走る電車の仲間。

新型車の話は↓

富山名物のますのすし(とぶりのすしのミックス)。

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武豊線 大府 14:51〜武豊 15:23・15:31〜大府 16:03

武豊線は東海道線の大府から知多半島の半田方面へ分岐して武豊まで結ぶ路線。実は東海道線の歴史より古く、東京と大阪を結ぶ幹線を名古屋地区に建設するにあたり、武豊港から鉄道敷設資材を運搬するために作られた路線。紆余曲折あって東海道線が全通してからは、付近に末端のローカルどん詰まり線となった。「たけゆたか」ではなく「たけとよ」。

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沿線は中京工業地帯らしく大工場が広がり、通勤需要のため宅地開発もされている。知多半島地区は名鉄線が広範囲をカバーしていて、武豊線は非電化単線で遅れを取っていたところ、2015年に電化して名古屋方面へ直通運転も増え利便性が向上した。実に名古屋圏らしい風景。

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東海道本線 美濃赤坂支線 大垣 17:23〜美濃赤坂 17:30・17:39〜大垣 17:46

そしてJR東海のラストを飾るのが、東海道本線の支線、通称美濃赤坂支線。元々は大垣から分岐して金生山(かなぶやま)の石灰石や大理石を運ぶために建設した路線で、途中美濃赤坂と荒尾の2駅だけ旅客営業している路線。住人以外絶対乗らない路線。美濃赤坂よりは荒尾駅で降りる人、大垣方面に乗る人が圧倒的多数だった。

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左が米原方面へ向かう本線。

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そして帰ります。隣は1日1本ある大阪発の特急ワイドビューひだ。

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おまけ 東海交通事業城北線

この日の最終目的地が小田井だったので、乗ってみました。

東海交通事業城北線は、中央線の勝川と東海道線の枇杷島を結ぶ、名古屋市北部を環状する路線。もともとは中央線と東海道線間を行き来する貨物列車のう回路として建設されたが、国鉄末期に財政が悪化し途中で工事はストップ。完成していた部分をJR東海の子会社の㈱東海交通事業が運行している。非電化複線、全線高架、高速化ロングレールと過剰設備に対して、1両編成が朝夕除いて1時間に1本という超ローカル線。接続路線との乗換駅がどれも徒歩10分かかる不便さ、唯一まともな乗り換え駅の枇杷島も名古屋の隣の駅とはいえ各駅停車しか止まらない。しかも運賃が高いということで利用者は増えない。儲からないのでJR東海も金をかけない悪循環。

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ほぼJR東海の駅名標。

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唯一の利点は景色がいいことかな。要塞のような駅。

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本日の成果(新規乗車区間)

高山本線 富山〜岐阜 225.8km ※制覇
武豊線 大府〜武豊 19.3km ※制覇
美濃赤坂支線 大垣〜美濃赤坂 5.0km ※制覇





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