マネージメント(今治からの挑戦)part2【講演:元日本代表監督 岡田武史さん】
こんな人に読んでほしい
- サッカー&組織論が好きな人
目次
1.西野監督の覚悟とすごさ(ポーランド戦) 前回
2.岡田武史さんの組織論 前回
3.岡田武史さんの苦悩と得られた経験(フランスW杯) 今回
4.FC今治での夢 今回
ビズリーチのイベントでの話をまとめてます。
前回の話はこちらをクリック
3.岡田武史さんの苦悩と得られた経験(フランスW杯)
フランスW杯の監督で得られたことは、
『リーダーは、直感が大事』
ただ直感の中でも当たるもの、当たらないものがあり違いがわかってきた。
無心で思いついた直感:当たる
思惑や感情が混じる直感:当たらない
無心になることを意識して、座禅をしている。
無心になったことを意識したのは、フランスW杯でのどん底の経験があったから。
フランスW杯で監督になってからのどん底の例
・脅迫電話がかかってきた
・脅迫状が送られてきた
フランスW杯予選の最後の試合の前日に吹っ切れた。苦しみに耐え続けたら、自分の遺伝子にスイッチが入った感覚になった。
今の時代、どん底になる体験や経験がないことに問題がある。
どこに行っても、何をしても『安心』『安全』を目指している。そんな状態でいつ遺伝子にスイッチが入るのか。
自らそういう環境を作り出した方が良いと思い、子供向けの野外体験を企画している。
4.FC今治での夢
スペインのサッカー関係者と会話したときに、日本とヨーロッパの考え方の違いを学んだ
日本:自由からの規律
ヨーロッパ:規律からの自由
ヨーロッパでは、16歳までに『型』を徹底的に叩き込まれる。その後、自由なサッカーを目指す。
日本独自の『型』を作るために、FC今治という環境を選んだ。
FC今治は、単なるサッカーを目指すのではない。
例えば、スタジアムは複合型のスポーツスタジアムにして、健康チェック、ジム設備を作る。健康とスポーツの両方を味わうことを目標にしている。
詳細は、FC今治のクラブビジョンを参照
ボランティアでもいいから、サッカーチームの運営に関わってみたいな
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