療養・就労両立支援指導料の要件が少し緩和されます〈2020診療報酬改定〉
療養・就労両立支援指導料は、2018年に新たにできた点数ですが、算定されたことはありますか。診療所でも算定してよい点数ですが、要件が厳しく、算定経験がある人は少ないと思います。
どう厳しいかといいますと、
○ 対象が、がんと診断されている患者で、かつ、産業医のいる事業所に就労している
○ 患者の勤務する事業場の産業医に対し、病状、治療計画、治療に伴い予想される症状、就労上必要な配慮等について情報提供
○ 患者から就労の状況を聴取したうえで、患者に対して療養上の指導