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優柔不断を直さなくっちゃ

なんてことだ。自分の性格の欠点にこの年になって気が付いてしまった。

買い物している時に気が向いて、商店街に出展していた占いに立ち寄ってみた。
1000円で手相全般をざっくり見てくれる。デパートなどに入っている占いブースはだいたい3000円からだから1000円なら時間をもてあました週末には手軽だ。

占いはそこそこ好きだけど、のめりこみすぎず話半分で聞くのが一番だと思っている。

さてその日は、上品でおっとりした雰囲気のご婦人が占ってくださった。

手相を見ていわく、私は
・ネガティブな思考をしがちだけど最終的にポジティブ(はあ)
・理系文系どちらもあるけどどちらかというと理系(はぁ)
・情緒があって芸術の分野が好き(理系だけど芸術好き・・?)
・穏やかで優しい(ほ~)
・実は負けず嫌い(穏やかでは?)
・情熱的で努力家(えへん)
・あまりバリバリ働くタイプではない(あれ、努力家といわれたけど?)
・自分を律していくことが大事(へえ~)

・・・と、あえて文字にするとチグハグ感あるが、実際に話を聞くとけっこう腑に落ちた。人間の内面は複雑なバランスで構成されている、ということだろう。うん、そうしておこう。

言われたことで一番気になったのは……。
「自分を律していくことが大事」

これが一番ズシンときた。

自分を律すること。
確かに、できていない!!!!

例えば、時間を守るのが苦手だ。
時間ギリギリまでいろいろな作業を詰め込んでしまう。結果、時間をオーバーしてしまうことが多い。

がんばるつもりはあるけど、
判断力にかけて、一貫性がない。

あ……この感じ、わかった。
「優柔不断」だ。

とても不思議なことに、この時まで自分を優柔不断だと思っていなかった。なりゆきまかせのところもあるけれど、決まったことに対してはわりと忍耐強いほうだと思う。そしてあとから苦労することが多い。

日々の仕事の負荷を重くしているのはこの優柔不断なせいではないか・・・!
では、どうやって直していこう?

優柔不断なりに決断を迎える時が近いもしれない。


話は変わるが、昨年の暮にいただいた老舗メーカーの焼き海苔をようやく開封した。もらった時点で家にスーパーで買った焼き海苔があったため、開封するのが遅くなったが、とても楽しみしていた。

考えてみると、子供の時は海苔をいただいても「クッキーじゃないの?」とガッカリしたものだけど、大人になるとこんなにうれしいとは。

冬の時期は新海苔が出回り、香りもよくなっている。シンプルにわさびと醤油でいただくと磯のかおりが広がり、パリパリした食感や口どけもよく、感激のおいしさだ。

どういうわけか、いい海苔は上あごに引っ付かない。ちょっと安い海苔だと口の中にベタッとつくところ、なにかしら差があるのだろう。

ところで海苔の切り方について、いつも迷ってしまう。

小さいとせせこましい気がするし(ガイドラインに沿って切るとけっこう小さい)、あまり大きすぎても食べづらい。「これだ」と思う大きさに切っていくと最後には中途半端なサイズが残り「あー失敗したな」と後悔する。

海苔を切るサイズも迷う。これも優柔不断のなせるワザ。


新海苔の歯切れのよさに学ばされ

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