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勢いをつける
野村證券の田淵節也氏は以下の言葉を残している。
「会社というものには勢いが大事だ。 その勢いを作っていかない会社は伸びない」
全体の勢い、個々の人間をまとめた勢い、それが一番大事だ。
と語っていると解釈されている。
孫子の言葉に次の様なものがある。
「善く戦う者は、これを勢(せい)に求めて人に責(もと)めず」
彼もまた、戦いに一番大切なのは勢いであると述べている。
そして「人に責(もと)めず」というのは、責めるという字を用いている。つまり人はしくじることがある。
しかし、しくじったことを責めているより、
勢いを大切にせよと孫子は説いているのだ。
勢いというのは結局バイタリティに通じる。
バイタリティの無い組織は駄目になる。
いくらいい選手を集めても勢いの無いチームは勝てない。
勢いはチームに力を与える。
これは個人にも言える。
個人はチームではないと思われるかもしれないが、
人間の体は多くの細胞からできているため、細胞のチームといえる。
勢いがついている状態では全身が、
活力がみなぎるチームとなり、思わぬ力が出る。
今、世の中はコロナショックで疲弊している人達ばかりだ。
なんというか、勢いが無い。
僕自身、あらゆるモチベーションが低下している。
コロナショックから立ち上がるために
自分自身を含む自分の関わるチーム全てに勢いをつける様に心がけよう。
「善く戦う者は、これを勢に求める」だ。
(ある書籍の記述を再構成したもの)
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