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子どもの叱り方ってどうすればいいの?

何度言っても全然聞いてくれないから
ついつい感情的になってしまって
後から後悔…
という経験がある方も多いことと思います

特に年齢が小さいほど
自分の行動』と『叱られた』ことの
因果関係が分からなかったり
真剣に叱っているつもりなのに
関心を引けたことを喜んで
キャッキャッ騒いだり…
本当に『子どもの叱り方』って
難しいですよね…
子どもの心にしっかりと届く叱り方
ってあるのでしょうか?

発達段階や年齢によって
子どもの心に響く叱り方
変わってくると言われています

発達別叱り方ポイント

0歳➡言葉は未熟でも表情や態度は
   理解できるので、
   「痛い!」「(つд⊂)エーン」など
   感情に訴える表情やしぐさを取り入れる

1~2歳➡周りの物が魅力的に感じ
     『これなんだろう?』と
     知りたい好奇心が強くなる時期。
     危ない物や触られたくない物は
     回避することで、注意する回数を
     減らしていける。また叱られたら
     理解するけど、応用がきかないから
     すぐ忘れてしまうため、何度も繰り
     返し、根気強く伝えていく。代替の
     提案で気持ちをそらせることも有効

3歳➡言葉の理解がぐんぐん進む時期。
   だけど言われていることの本当の意味  
   までは理解できてないことが多いため、
   子どもの目線になって、お手本になる
   態度を示したり、納得できるような言い
   回しで伝える。
   また公共でのマナーも教えていくと良い

☆3歳ごろまでは『なぜいけないのか?
 分からず、効果がないため、本当にいけない
 ことをした時だけに「ダメ‼」と真剣に叱る
 だけで良い。
 1歳代では、まだ言葉の意味を理解するのが
 難しいので、オーバーリアクションを取り
 入れた方が伝わりやすい。
 2歳代までは言葉で促す前に、まずは行動を
 やめさせることが最優先。



4~5歳➡集団生活を通して発語が増え、また
     ルールの理解ができるようになって
     いるので、基本的な生活習慣を
     しっかり身に着けたい時期でも
     ある。友だちとの関りも多く見ら
     れるようになるに伴って、おもちゃ
     の取り合いなどのトラブルも多く
     なるけど、頭ごなしに叱らずに、
     きちんと話を聞いた上で、理由を
     説明していく

6歳➡身の回りの事は一通り身に付き、
   お兄ちゃん・お姉ちゃんとしての自覚も
   芽生え、年下の子の面倒も見れるように
   なる。就学を視野に入れ、基本的な生活
   習慣の確立やルールをしっかり守ること
   を普段の生活で伝える。善悪の判断も
   できるようになっているので、なんで
   いけないのか?相手の気持ちを一緒に
   考えていくことで、どうすればいいのか
   伝えていく。

☆必ず目線を合わせて『なぜ(どうして)いけ
 ないのか
』やってはいけない理由も一緒に、
 何度も繰り返し真剣に伝えることが大切。



1年生➡言われたことを、言葉の通りに素直に
    受け取るので、適当な言葉や曖昧な
    指示だと戸惑ってしまう。融通もきか
    ない時なので、具体的に一つずつ伝え
    ていく

2年生➡急に成長し、自我がはっきりしてきて
    自己主張をするようになる。
    とはいえ、まだ幼い部分もあるので、
    きちんと向き合うことで素直な気持ち
    も聞かれる

3年生➡仲良しグループの結束が強くなり、
    人間関係が難しくなってくる。
    言葉遣いも悪くなる時期。相手の非
    ばかりに目がいき、自分の非には
    向かないので、叱られても心に
    響かずに何度も同じことを繰り返して
    しまうため、根気強く注意するように
    する

4年生➡自分のことを話さなくなり、隠し事も
    上手になっていくので、外での様子が
    分からず、心配になることも…

5年生➡思春期に入る頃で、心の面も不安定に
    なる時期。ちょっとしたことにも敏感
    な時なので接し方に気を付ける必要が
    ある

6年生➡最高学年としての責任と自覚はある
    ものの、場合によっては大きな
    プレッシャーになることも…

☆『小言』は「また言ってる」と鬱陶しいだけ
 で、子どもの心には響かないため、意味が
 ない。それより全力で叱る方が、本気度も
 伝わる。グチグチ小言を繰り返すよりは、
 全力の叱りを一度の方が効果的。



このように、一言に『叱る』と言っても年齢によって変わっていきます。

いずれにしても、子どもの存在自体を否定したり、自尊心を傷つけるような叱り方、そして
怒鳴ったり、暴力もいけません。
まずはそういう行動に至ることになった子どもの気持ちに耳を傾け、汲み取っていくことも
大事だということを忘れてはいけません。
親が子を叱るのも愛情あってのこと
親子の絆があってこそできるものなのです。
根気がいることですが、真剣に伝え続けていたら、必ず子どもの心に響くはずです。

叱る』と『怒る』でも全く違ってくることをご存知ですか?
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https://note.com/kureyonroom/n/n2eab8919a2f7