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Day439 「この人の本性は愛である!」

今日はこんな質問から始めてみましょう。

「私は何かを憎んでいるときと、何かを愛しているときとで、どちらがしあわせだろう?」

正直にいって、私は憎悪の快感をよく知っています。

飲みの席でムカつく上司のわる口を言って盛り上がるのは気持ちいいし、いけ好かないと思っていた人が失態を演じるのを見て「ククククッ」と冷酷な笑みを浮かべたこともあります。

ただ、それは「しあわせ」とはまるで異なります。カビ臭い地下室にこもり、暗さと冷たさを賛美しながら、結局は自分を傷つけているような痛々しい感覚といってもいいでしょう。

一方で、人やモノやコンテンツや風景に対して愛を感じるとき、私は間違いなくしあわせのまっただ中にいます。心の中に光と温かさが蘇り、自分がどんな存在だったかを思い出させてもらったように感じます。

そして、この答だけでも「私たちの本性は愛である!」と確信する根拠として十分だと私は考えています。

もちろん、この連載で繰り返し書いてきたように、愛が本性の私たちであっても「恐れや不安」や「罪悪感」を抱けば、人が変わったように攻撃的になったり、他の人を平気で傷つけたりします。

だからこそ、今日は誰かに出会ったら、最初に、

「この人の本性は愛である!」

と心の中で言ってほしいのです。

ためしに、あなたがこの真逆の「人の本性は憎悪だ!」と信じていたらどうなるかを考えてみましょう。

もし、誰かが自分に怒りをぶつけてきたら、間髪おかずに、

「ああ、コイツはついに本性を現したな!」

と思うでしょう。

そうなれば、優しい人の仮面がはがれ落ちて、鬼の形相で自分を睨みつけるその人に、恐れおののくしかありません。

では、今日の課題を実践するあなたならどうでしょう?

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