湯シャンはやめた方が良い理由

湯シャンは危険だ


こんにちわ。毛髪復活者です。
育毛情報をネットで検索すると、必ずヒットしてくるのが、『湯シャン』
シャンプーは使わず、お湯のみで洗髪するって方法ですね。
湯シャンこそが真の育毛だと信じている人は多いです。

しかし、育毛歴10年以上。プロペシア、ミノキシジルと言った薬を使わずに自力で髪を回復する方法を突き詰めてきた私からしてみると、
今のこの湯シャン信仰に警鐘を鳴らさざるを得ません。

湯シャンは育毛をする人なら、誰しもが通る道だと思います。私ももちろん行いました。『湯シャン』という理想に希望を抱き、そして振り回されてきました。

しかし、試行錯誤を繰り返し、自力で髪を回復させてきた私が今言います。

『湯シャンはやめろ』

このままでは、ネット上に落ちている情報を鵜呑みにして、逆に薄毛を進行させてしまう人々がどんどん増えてしまいます。
この湯シャンをこれから実行しようと思っている人。または今湯シャンをしている方も、1度私の話に耳を傾けてみてください。
10年以上に及ぶ経験値から来る、嘘偽りのない一次情報をお伝え致します。


前提条件が違う


私はこの10数年間で、何十人もの方の頭皮をマイクロスコープで観察してきました。
全ては自力で発毛するための方程式を見つけ出す為に。
その中で、1つの共通点が見つかりました。

それは、ハゲる人。ハゲない人。それぞれが持つ共通点。
ハゲる人の頭皮。ハゲない人の頭皮。それぞれをマイクロスコープで観察していくと、実に興味深い事がわかりました。

それは、

ハゲない人は皮脂分泌が少なく、ハゲる人は皮脂分泌が多い。


と言う事です。

湯シャンに話を戻します。
湯シャンでも、成功する人と、成功しない人が存在します。
それを分け隔てるものは一体なんでしょうか?

それはずばり、皮脂が落とせているかどうか。です。

湯シャンに成功している人の多くは、女性です。
私は女性の頭皮も何人も観察してきましたが、総じて皮脂分泌量が少ないです。

私は皮脂分泌がかなり多い方ですが、この私と比べると、女性の皮脂分泌量は大体3分の1くらいです。

つまり、湯シャンが成功する理由は、皮脂分泌が少ないから、お湯でも落とす事が出来ているんです。

そもそも、更に言及すると、湯シャンと一言で言っても、その方法は様々です。

・サラっとお湯で流すだけで良いという人。
・お湯で丁寧に何分間も洗っている人。

この土台の部分を明確にせずに議論して、「湯シャン」とただ一括りにして話すから余計答えが見えてきません。

前提として、皮脂分泌量の違いがあるんです。
皮脂分泌量が多い人間が、サラっとお湯で流す程度の洗髪をしてては、確実にハゲます。

そして同じく皮脂分泌量が多い人間が、お湯で丁寧に洗ったとしても、ハゲます。

そもそも、皮脂分泌量が多い人は、お湯では皮脂は落ち切らないんです。

毛穴に皮脂が詰まるとハゲる



湯シャンを信仰している人は、そもそもこの事実に目を背けています。
良いですか。よく聞いてください。
毛穴に、皮脂が詰まるとハゲます。
これは絶対です。

10数年間、マイクロスコープでハゲる人。ハゲない人それぞれの頭皮を見てきた私が出した結論です。

湯シャンを推奨する人は、やけに自然派志向です。
動物は洗髪してないのにハゲない。
ホームレスは洗髪してないのにハゲない。
最もらしい理由は言われていますが、この10数年間、苦しみながら常に己の頭皮に答えを求め、そして自力で髪を生やしてきた私の言う事を信じてください。

動物は歯を磨きませんが、人間が歯を磨かなかったらどうなりますか?
人間も同じ動物だから、ずっと何事もなく居れますか?

居れないですよね。歯を磨かなかったら当たり前のように虫歯になります。
それを放置し続けたら、いずれ歯は無くなります。

自然派志向は良い考えですが、全てを自然派で考えるのは、無理があるんです。

湯シャンに取りつかれた男の末路


かくいう私も、実は湯シャンに憑りつかれた一人です。

「ホームレスはハゲない...」
「洗髪をしない五木寛之はハゲない...」
「アマゾンで何年も彷徨っていた男は、ハゲていなかった...」


「そもそも、何で頭を洗う必要があるんだ?」


20代半ばでハゲだした私は、あらゆる情報を模索しました。
ネットに書いてある情報を色々試しましたが、進行は止まらず。

そこで、湯シャンの存在を目にしました。
当時は基本頭を丁寧に洗うというスタンスでした。それでも進行が止まらなかったので、

「いや、これ頭を洗ってるからハゲるんじゃないか?」

と、多分湯シャンを志す人と同じ思考から、湯シャンを開始しました。

湯シャンを始めて最初は、良い感じでした。
何か髪のボリュームも増えたし、乾燥もしてない。
「これは、とうとう真実に辿り着いた...!」

そう心がきらめいた事を覚えています。

しかし、ものの一か月後。

そこに居たのは、前より明らかに頭皮が薄くなっていた私でした。

髪のボリュームが増えたと感じたのは、ただ皮脂が髪でコーティングされて、もっさりとしただけでした。

髪を洗ってもハゲる。湯シャンしてもハゲる。
私は迷宮に迷い込みました。
何をしても髪が薄くなり続けていく....。

そこからです。

「正しい答えは一体何なんだ?」
「ネットでググった情報なんかではなく、自分の目で、確かめないといけない」


そう思って、厳しい研究の道が始まりました。

結果、私の髪は回復しましたが、その中において根本的にある事実。
毛穴に皮脂が詰まったらハゲる

これは絶対です。
ここを無視して湯シャンという逆行を行えば、当たり前のようにハゲていきます。

それも、皮脂分泌が多い男性なら特にです。
女性でも、皮脂分泌が多めな人も居ますので、そういう人の場合は、湯シャンをしたらハゲていきます。


大嘘が当たり前のようにはびこっている



このnoteを書くのにあたり、note内にて「湯シャン」と調べてみました。
そこで、評価の高い記事を見てみたのですが、10年以上、ガチで髪を生やそうと試行錯誤してきた私から見たら、ぺらっぺらとも言える浅い内容が書かれていました。

例えば、
「お湯でほとんどの皮脂が落ちるから、頭皮はお湯をサラっとかけるだけで良い」

そんな事が書かれた記事が、私の何倍も評価されていました。

ぶっちゃげ、皮脂分泌が多い人間が、そんな甘い洗髪をしてたら、最速でハゲてしまいます。
私からしてみたら、なんという責任感のない、不親切な記事なんだと怒りしかありません。


世の中、見栄えの良いものが評価されます。
画像も作って、綺麗にブランディングされたプロフィールを持つ作者の方が、より評価されます。
糞みたいに浅い情報でも、こ綺麗にまとめられたそれっぽい言葉の方が、よく映ります。

20代半ば、ハゲだした当時の私は、ネット上に落ちている情報に飛びつきました。
当時は、ネットで物を調べる習慣が無かったので、ほぼ、初めてネットで育毛の情報を調べたってレベルでした。

薄毛に悩み始めた、いわゆる育毛初心者の人は、いわば生まれたての猫みたいなものです。
始めて触れた情報が、真実なんです。初めて目の前に現れた猫が、親なんです。
それが例え悪だとしても、初心者は真実だと錯覚してしまうんです。

私もあらゆる情報に飛びついて、そして進行を止められずにいました。


そんな経験があるから、私は今必死に情報を発信しています。
綺麗にブランディングされた業者とは違って、何か怪しいごく無名の奴ですが、それでも一人でも多くの人に正しい情報が届くようにと、
この数年間活動を続けてまいりました。


部位によって、皮脂分泌は違う



ここについても言及している人は見た感じ皆無です。
しかし、私からしたら至極当たり前の事実です。

皮脂分泌は、部位によって変わります。

1番皮脂分泌が多い部位が、生え際です。
2番目が、頭頂部。
3番目が、側頭部。
4番目が、後頭部から襟足にかけてです。

マイクロスコープでずっと皮脂分泌の経過を観察していると、よくわかります。



ここで、何か気付きませんか?


そうです。
皮脂分泌の量と、部位のハゲやすさは、比例していると言う事です。

男性で、1番ハゲやすいのは、生え際です。
でも、1番ハゲずらいのは、襟足の部分です。

それぞれの頭皮を、マイクロスコープで見てみると、生え際はだらっだらと皮脂が流れ出ているのに対して、
襟足はほとんど皮脂が出ていません。

有識者でも認識していない事実


湯シャンについて色々検索をしていた時、とある著名な湯シャンの有識者の談話がありました。

名指しするのは避けますが、

そこには、

「私は湯シャンをしているから、今でも髪を保っている。しかし生え際は少し後退した。しかしそれは年相応なものだ」


と書かれていました。

生え際の後退は、年相応だからだとこの方は言っていますが、

私からしてみたら、

「湯シャンしてるから、生え際の皮脂が落ち切れずにハゲたんだ」

と言わざるをえません。

高齢になると、皮脂分泌は減ります。
だからこそ、生え際以外の部位はどうにか湯シャンで皮脂が落とせていたんです。
しかし、生え際だけは、他の部位の倍皮脂が出ます。
そこを落としきれなかったからこそ、生え際が後退したんです。

正しいヘアケアをすれば、何歳になっても生え際は保つことが出来ます。

実際私は、40歳を前にして、生え際が回復しています。
このままいけば、還暦を越えてもドフサで居られる確信しかありません。

そもそもシャンプーに害はない



私は湯シャンを完全否定しているわけではありません。
私の認識では、「湯で皮脂が落ちるなら、それに越したことはない」
です。

しかし、ハゲやすい男性は、例外なく皮脂分泌が多いです。

もし仮に、永遠にお湯で生え際を洗い続けていたら、皮脂は落ちるかもしれません。

でも、そんなの時間も無駄です。
そんな事するくらいだったら、普通にシャンプーで洗いましょうよと。

お湯で頭皮をくまなく洗い続けるって、かなり大変な作業です。
いくら自然派志向だからと言って、毎日そんな事してては、逆にストレス溜まりまくってしまうでしょう。


湯シャンで成功する条件は、

「お湯で落としきれる範囲の皮脂分泌量を持つ人」


に限ります。
ただ、そこに当てはまる人の多くは女性です。もしくは、たまに皮脂分泌が少ない男性も居るので、そういう方のみです。

あなたが薄毛に悩んで、この湯シャンに辿り着いたとしたら、
そもそも薄毛になると言う事は人より皮脂分泌が多い可能性の方が高いです。

そんなあなたが、当時の私のように、湯シャンに挑戦してみたところで、私と同じ運命を辿るだけです。

この記事を、当時の自分に見せたかったです。
湯シャンをする前の自分に。

私は1度湯シャンを辞めましたが、その後も研究は順風満帆にはいかずに、葛藤の連続で、再び湯シャンに戻ってくる
なんて事も繰り返していました。

当時、今の私のように真実をずばり言ってくれる人間がいたら。
ここまで遠回りをする事もなかったでしょう。

昔は、界面活性剤の存在が騒がれていましたが、ここ最近のシャンプーは、割と良質なものが多いです。
ちょっと高めのシャンプーを選んでおけば、とりあえずは大丈夫です。

別に一生使っても、害はありません。

お湯で何分も掛けて皮脂を落とすんだったら、シャンプーの泡を使って数秒で落とした方がよほど時短です。


皮脂は『酸化』する


そもそも、この事実を知らない人が多すぎます。
ここを理解しないと、
「頭皮にはうっすら皮脂が残っているくらいが丁度よい」
みたいな見当違いな話を信じてしまいます。

良いですか。
頭皮に皮脂が「残り続ける」という事はあり得ません。
皮脂は、必ず『酸化』をします。

皮脂とは、透明なオイルのような液体です。
それが頭皮や、私たちの肌に覆われているから、乾燥を防いでいる事は事実です。

頭皮を乾燥させ過ぎるのは、勿論よくありません。
しかし、だからと言って、頭皮を皮脂にうっすら残す事は出来ないんです。

それは何故か?

頭皮の毛穴は、窪みのようになっていますよね。
そこに皮脂が24時間以上溜まり続けたら、あの透明なオイルのような皮脂は『酸化』をして、
硬い物質へと変わります。

それが毛穴に残るわけです。
これが、ハゲる原因の1つです。

皮脂が酸化をして、硬い物質となると、もうお湯では完全に落ちません。
むしろ、シャンプーですら落とす事が困難になります。

ずっと、透明なオイルのまま頭皮に皮脂が残っていてくれたら、それはありがたい話です。
しかし、現実はそうはいかないんです。
皮脂は酸化をして、毛穴を埋めていきます。
まるで穴の開いた落とし穴に、どんどん土を埋めていくように、酸化した皮脂が毛穴を覆っていきます。

そうなるともうあなたの抜け毛は、かなり多くなっている事でしょう。

湯シャンを継続していくと、かなりの確率であなたの頭皮に皮脂が残り続けるでしょう。
1日に出た皮脂が10として、お湯でなんとか8落とせたとします。それでも大分落とせたほうですよね。
しかし、残りの2が残ります。
翌日も、2が残ります。
その翌日も、さらにその先も。

少しずつ、残った皮脂が溜まり続けます。

それが、薄毛の原因になります。

湯シャンをしてハゲる人の多くの原因が、これです。
皮脂分泌が多い男性なら、なおさらです。

湯シャン成功者に女性が何故多いかと言うと、皮脂が落とせているからです。

しかし、成功したと思っているのも束の間。
微かに残り続けた、酸化した皮脂は、数年後どうなるでしょうか?

これが、数年掛けて徐々に薄くなっていく人達の原因です。

結論


私は、毎日シャンプーで2度洗いをしています。
冬場などは、たまに1度洗いになりますが、基本毎日シャンプーを使っています。

皮脂を頭皮に残す事が、悪だと知っているから。
たまに、頭を洗い過ぎて、乾燥する事があります。
その時は、少しシャンプーの量や、洗髪の強さを落とします。

これでいいんです。
基本、洗い過ぎなくらいに洗髪をして、頭皮の状態をみて日々調整していく事が正解なんです。

これがハゲる原因、髪を回復させる要因の全てではありませんが、基本毎日の皮脂をシャンプーで落とし続けていれば、
極端にハゲ上がる事はあり得ません。
あなたが今フサフサであれば、年取ってもある程度の髪は維持していけるでしょう。

湯シャンは、皮脂を取り残すリスクが大きいです。
あなたの皮脂分泌量が少ないのであれば、そのまま湯シャンをしても良いかもしれません。
湯シャンとシャンプーを交互に行うなど、調整していくのも良いでしょう。

ただ、あなたの皮脂分泌量が多いのであれば、湯シャンは逆効果でしかありません。
湯シャンをすればするほど、ハゲ上がる事になります。

そもそもシャンプーに害はないので、そこまで界面活性剤などを気にせず、ちょっと高めのシャンプーを使ってください。
勿論、濯ぎはしっかり行ってくださいね。


自力で髪を回復させる方法



今回、湯シャンについて、正しい理解をしていない人が多いと感じたので、この記事を書きました。
少しでも正しく理解してくれたらありがたいです。

私は今、自身が長年の研究から、プロペシアやミノキシジルと言った薬を使わずに、自力で髪を回復させた経験を元に、その方法を世に広めています。

あなたがもし今抜け毛が進行していて、

早急に止めたい。そして失った髪を回復させたい。
または湯シャンで失った髪を早急に取り戻したい。
でも薬は何か使いたくないし....

と思っているのであれば、きっと私の経験が役に立つ事でしょう。

もし興味があれば、その方法を有償で公開していますので、1度こちらを見てみてください。

無料部分だけでも読んでいただければ、きっとあなたの中で何かが変わるはずです。

この方法を実践し、実際に回復した方も排出している私の10数年間の試行錯誤が詰まったノウハウです。

いつまでもネット上に落ちている無責任な情報に惑わされるくらいであれば、育毛の本当の知識をここで知っておく事をお勧めします。


それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの育毛が成功する事を祈っています。

また会いましょう。毛髪復活者。


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