見出し画像

心のデトックス|「かわいいおうちに住みたい」だけで、「片付けが好きなわけじゃない」自分を認める

えーと……ちょっと今日は、自分の心のデトックスを。私、せっかく勉強して資格も取ったし、ならばアピールしなきゃ損! と「お片付け・お掃除インストラクター」を名乗っていますが、やっぱりお片付けも掃除も好きじゃないんですよね。

■なんで資格を取ったのか?

もともと、どうして資格を取ろうと思ったのかといえば……

おうちにお呼びしたママ友たちが

「エリさんちにくると、うちも片付けよう!って気になる」

「色の選び方が好き」

「うちのどこを変えればいいのかアドバイスしてほしい」

「一旦きちんと整えてくれれば、それを維持する自信はあるよ」

と言ってくれるのに、いざ人の家にいくと何をどうしたらいいのかうまく伝えられないのがもどかしくて……


実は小さい頃から、インテリアデザインとか店舗設計みたいな勉強をしたかったんです。出産後、勉強してみようかな……といろいろ調べ始めたところ、「インテリア会社や設計事務所に就職してバリバリやりたいわけではないし(できたら理想だけど現実的に無理)、実用的なのはお片付けとお掃除なのでは?」という結論にたどりつき、この資格を取るに至りました。


知識を増やして資格を取ったところで、やっぱり苦手なものが好きになるわけじゃありません。もともとお片付けが得意な人、掃除が好きな人のなかには、資格なんかなくなってすごく活躍されている方もいますもんね。

■自分の中の「ちょっとした違和感」

私は前から、そんな自分の「お片付け」という肩書に若干違和感を持っていました。どんなに頑張っても、私はやましたひでこさんやこんまりさんにはなれないですし、ちょっと自分らしくない気がします。(すごく尊敬していて本もたくさん読んでいますし、実践したり参考にしたりはしていますよ!)

私はプロフィールにも書きましたが、「ズボラだからこそできる」片付けや掃除をお伝えしていきたい。

でもでも、もっというと、本当は片付けや掃除を徹底してやりたいわけでもない。表現として一番伝わりやすいのが「片付け」「掃除」であるだけで、私が目標としているのはそこではないのです。そこが、肩書に違和感を持つ一番の理由かと思います。

「自分らしい暮らし」。自分がそこにいて、心地よい、幸せと感じる暮らし。もっと簡単にいうと、自分が好きな家。私にとっては「かわいいおうち」です!

■家のことしているときが一番落ち着く

好きではないけれど、「今はここを片付けよう」と空間を整えたり、「今日は窓をピカピカにしよう」と磨いたりすると、気分があがるのが確か。

「今はこれをやろう」とものごとを決めて体を動かすと、雑念がなくなるんですよね。ウォーキングが脳にいいといわれますが、それに近い感覚かと思っています。

画像1

朝、ぐったり疲れていてやる気が起きなくて「あ~~、もう今日は無理、動けない」と思っても、朝陽が差して家具や雑貨が照らされたとき、「うわっ!かわいい!この瞬間を収めたい」と自然と体が動いてカメラを構える自分がいるとき、「モチベーションをあげるってこういうことなのかな」と感じます。それを維持するために片付けや掃除も頑張れる。

■そんな気付きで、新しい勉強をしています

私にとって楽しいのは片付けや掃除ではなく、その先にある「暮らし」。

雑貨をかわいく飾ったり、クッションカバーや小物で季節感を演出したり……そのために、片付けや掃除をしているわけです。

そして、私に「教えて」って言ってくれるママ友は、片付けテクニックよりも「おうちをかわいくしてほしい」という希望があるような気がしています。そして、私もそれを考えたり伝えたりする方が楽しい。

というわけで、今また新しい勉強をしています。きっと、そっちのほうが自分にしっくりくる肩書になってくれるんじゃないかな……素敵な先生や生徒さんたちとの出会いもあり、世界が広がっていく感じも楽しくて仕方ないです。

数か月後、なりたい自分に、なれるかな。

サポートありがとうございます。ご支援いただきました分は、ルームスタイリストとしての成長、暮らしに役立つ情報を集めるための一助として大切に使わせていただいております。