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貯金|節約の落とし穴「心のお財布」を見直してみませんか

「先週より値上がりしている!損した!」
「あとちょっとで送料無料なら、これも買っておこう」

そんな経験はないでしょうか?

実は、ちょっとした「節約の落とし穴」はこうしたところに隠れています。

今回は、同じ価格でも、ぜんぜん違う価値に感じられる「心のお財布」についてのお話です。

■同じ価値に見えなくなる「心のお財布」

人には、「心のお財布」というものがあるそうです。そのため、同じ金額でも大きく感じたり小さく感じたりするのだそう。

旅行先で「こんなときくらい!」と1杯1000円以上するお酒を頼んだ経験はないでしょうか。家飲み用のお酒を探すときは「少しでもコスパのいいものを……」と1000円代のボトルを選ぶのに。

これは、同じお酒でも「外食費」「家計費」という「心のお財布」が違うから。

「必死に働いて貯めた10万円」と「ギャンブルで当てた10万円」だと、後者の方がパーッと使っちゃえそうな気がしませんか?でも、本来は同じ価値をもったものですよね。

この「心のお財布」に振り回されず、「お金」は同じ価値を持っているのだと考えることで、無駄遣いを防ぐことが期待できるのです。

■同じ値段でも印象が変わる

スーパーへ買い物に行ったとき。いつも150円で買っている野菜が250円になっていたらびっくりしますよね。
「100円も値上がりしてるけど、来週には元に戻るみたい。今日は買うのやめとこう」
そう思う方は少なくないはずです。

しかし、一方でずっと欲しかった商品を店頭で見かけて、
「9,800円…ネットだといくらだろう?9,700円…でも発送が来週かぁ…」
となったら、「今ここで買っちゃおう!」と思うかもしれません。

どちらも『1週間待てば100円安くなる』という条件ですよね。
しかし、金額や欲しいものが違うと、決断に差が出てしまうんです。これは、もともとの価格が高いほど差が小さく感じられるのだそう。


「いつもの食材を50円安く買うこと」って主婦にとって大きな達成感があります。でも実際は、少しでも安いものを探してスーパーを奔走するより、もっと大きな固定費にメスを入れたほうがよっぽど楽に節約効果が得られるのです。

スマホなどの通信費や保険、家賃、水道光熱費……
「10,000円の光熱費が9,950円になってもなー」と思いますか?

でも、実は同じ50円です。
さらに、固定費の場合はもっと大きな節約効果が出るうえ、一度見直してしまうとずっと安さが続くというメリットがあります。


私もズボラなのでよく分かります。
「今までもずっと同じだったのだから、それはそれでいいじゃん」という気持ちがつい出て後回しにしちゃうんですよね。でも、もったいないですよ!

■我が家の小さな積み重ね

我が家が通信費を見直した際も、5000円近い節約効果が生まれました。サブスクも定期的に見直しています。

ちなみに私は、フォトストックサービスに70枚くらい写真を登録しているのですが、これが1年で1万円ほどのささやかな収入になります(もう少し写真を増やせばいいのでしょうが、今はなかなか……)。

臨時収入も副業も、同じお金。全体の収入と合わせて考え、貯蓄や出費のバランスを見て調整しています。


お金の価値は変わりません。
もちろん、すべてギチギチに管理すると苦しくなりそうなので、「遊ぶお金」として予算を取っておく余裕も大切ですね。

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