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くらしずく出店者紹介【小高善和靴工房】

○出品される作品を作り始めたきっかけは何ですか?
将来に悩んでいた20歳の頃、靴屋さんでいただいた靴の業界誌を読んで、靴を自分の手でつくることができる!ということを知り、靴作りの奥深さ、革という素材の魅力、そして何より足に合わせて靴をつくる、というところに強く惹かれ靴をつくりはじめました。

○作品に対して大切にしている想いを教えて下さい。
・よりよい素材を使うこと。
・足と暮らしにスッと馴染むシンプルなデザインでつくること。
・歩くのが楽しく感じてもらえるようにつくること。

○作品を使われる方に、どんな気持ちになって欲しいですか?
足に合った靴の気持ち良さ、色や素材を選ぶ楽しさを感じてもらい、歩くのが楽しくなっていただけたら嬉しいです。

○くらしずくマーケット2018のテーマは【ながくつかう】です。ご自身の【作品】×【ながくつかう】というテーマで自由にお答えください。
靴は建築や車に似ていると感じています。履く人の足や暮らしに合わせてデザインし、甲の革、裏革、底材などの材料、組み立てる製法を選んでつくります。注文住宅に似ているな、と感じます。

中敷を外すと見える中底という部分は市販の靴だと軽く柔らかい画用紙のような素材が使われていることが多いのですが、私は中底用に特別に鞣された厚みのある革を使用しています。革にすることでコストはかかりますが、それ以上に汗を吸い、長く履くうちに、その人の足の裏のカタチに革が沈み、オリジナルのフットベッドになっていきます。繰り返しの修理にも耐える事ができます。
新建材と無垢の木のような差があります。

ソールは車に例えればタイヤです。
すり減ったら交換です。
私がつくる靴はソール交換を含めほぼ100%どのパーツも修理できるようにしています。
マメに、とまではいかなくても、気がついたらブラッシングをしたり修理に預けていただくことで長く履いていただくことができます。

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その他の作品は、下記のホームページからご確認いただけます。
【 公式HP】
http://odakayoshikazu.p2.weblife.me

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くらしずく 2018
日時:2018年9月23日(日)、24日(月・休)
時間:10:00~16:00
場所:千葉県山武市九十九里町藤下797[Sghr菅原工芸硝子工房敷地内]

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