2021年-2022年の大晦日は大阪天満宮に初詣に行ってきた
大阪在住の私。2021年の大晦日は大阪天満宮に初詣に行ってきた。大阪天満宮は大阪に住む人間にとっては結構有名な神社。毎年7月24日から25日にかけて行われる天神祭は、日本三大祭や大阪三大夏祭りの一つとしても知られている。天神祭りには私も何度か行ったことがある。その活気、熱気は物凄い。
大阪天満宮の近くには日本一長いアーケード商店街として有名な「天神橋筋商店街」があるのだが、祭りの日は道の両端いっぱいに出店が軒を連ねる。この南北2.6 km、約600もの店舗を有する巨大商店街がお祭り一色になる。そして、周囲数キロに渡って祭りを楽しむ市民で溢れ、どこを見ても人、人、人の一夜である。
そんな大阪天満宮に初詣に行ってきた。大阪天満宮の最寄駅はJR東西線の「大阪天満宮駅」か大阪メトロの「南森町駅」。ただ、私は大阪随一の繁華街梅田から歩いて向かった。というのも直前まで梅田の映画館でレイトショーを見ていたから。「明け方の若者たち」という映画。
ともかく、レイトショー終わりの23:00前。梅田から大阪天満宮に歩いて向かった。東通り商店街はほどほどの活気。深夜までやっている居酒屋にはそれなりに客も入っている。扇町公園を横目にJR天満駅方面に向かう。この辺りは人が少ない。天神橋筋商店街に入り南へと進む。アーケードにはポツポツとこの時間でも開いている店がある。店頭に屋台を出して、軽食やビールを売っている店もあった。
大阪天満宮に近づくにつれ人も増えてきた。営業中の飲食店も増えてきて、屋台の数も多くなってくる。沿道には交通整理の警察官もいた。正直、大して混んでないだろうと思っていたが、その楽観は裏切られた。「参詣順路」と書かれた看板に沿って進むと目の前には大行列。大阪天満宮の表大門から蛇のように人が並んでいる。ふとスマホを見ると時刻は23:30。年越しまで残り30分だった。
結局、日が変わるまでには境内には入れなかった。2022年の幕開けとなる午前00:00は表大門から200m程度離れた行列の中で迎えた。どこからともなく始まったカウントダウンの声。「10、9、8、7・・・」と数は減り、「ゼロ」で大きな歓声が沸き起こった。
境内に入ったのは零時を10分ほど過ぎた頃。境内は入場規制が敷かれているため外よりも空いていた。御本殿に賽銭を入れて、礼。寒空の下、雪が舞っていた。冬正月に相応しい景色。この日はとても寒く、零時前後の気温は1℃か2℃だった。行列の中でも多くの人が寒さを堪え、震えていた。もちろんそれは私も例外ではなかったが、事前にコンビニで買ってきた使い捨てカイロがいい仕事をしてくれた。
午前1時頃、参拝を終えて帰路に着く。今年はJRおよび大阪メトロが終夜運転を実施してくれていたので、電車で帰った。終電以降始発までの数時間の間、1時間に2本程度の列車が運行する。ありがたい限り。
そうして家に着いたのが午前2時頃。普段ならとっくに寝ている時間。あまりの睡魔に寝支度もほどほどにベットにダイブした。そうして2022年が始まった。
おしまい。
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