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ヨガで心と体のリラックスを ~2~ 

こんにちは。メンタル・アドバイザーのにんじんです。
前回に続きいろいろなヨガをご紹介します。ヨガの種類は多く30種類近く
あると言います。私が日ごろ通っているのはハタヨガというヨガですが、ハ
タヨガは体を動かすことに重点を置いたヨガです。
今回は、笑いヨガ(ラフターヨガ)を取り上げてみます。

今、朝からセミの声が元気よく聞こえています。夏も盛りですね。
余り賑やかにセミが鳴くので、話し声もテレビの音もかき消されてしまいそ
うです。セミは卵からかえり7~10年は地中で過ごすとのこと、夏の間の
短いセミの命を思うと少しぐらい我慢しようなどと考えています。

10年前といえば、私はある病気になり主治医に免疫力をつけなさいと言わ
れていた時でした。免疫力についていろいろ調べていた時、笑いヨガ(ラフ
ターヨガ)を知りました。笑いヨガは、1995年にインドの医師マダン・
カタリア博士によって創始され、世界中に広まっています。

病気の時など不安をかかえ心から笑うのはなかなか難しいですよね。でも、
本当の笑いでも意識的に作った笑いでも良いのだそうです、まずは笑ってみ
る。笑いとヨガの呼吸法を組み合わせたエクササイズで身体の自然なリラク
ゼーション反応を刺激してストレスを軽減し免疫力を高めるとのこと。

先日、久しぶりに「笑いヨガ」のセラピーに出席しました。立って移動しな
がら参加者と顔を合わせて「ハッハッハ」「ホーホー」と笑っているうちに
気分が解放されリラックスした感覚になるので愉快でした。笑いによって自
己解放感を共有するとはこういうものかもしれません。

「ハッハッハ」「ホーホー」と笑うと、下腹部に力を入れて息を短く吐く腹
式呼吸を自然にしています。日ごろの胸式呼吸に比べ、腹式呼吸はたくさん
の酸素を体内に吸収し二酸化炭素を体外に排出するそうです。その結果、血
管が拡張し血圧が下がります。また、加齢などによって弱っていた呼吸筋や
横隔膜筋などが強められより深い呼吸ができるようになります。
また、大笑いをした後には免疫細胞であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)
が活性化したという研究もあります。

子供の頃、母に「大きな口を開けて笑ってはいけません」と叱られた記憶が
ありますが、「もう大口で笑っても良いよね!」と母に伝えたいものです。
何よりも、笑うと気分がすっきりし、ポジティブな気持ちになれるし前向き
に生きることができそうです。「笑う門には福来る」と言いますものね。

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