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竹林をまびこう!竹取りで使える道具を紹介します

田舎に住んでいる人はすでにお分かりいただけるかと思いますが。竹はすさまじい勢いで成長していきます。誰かが手を入れてやらないと伸び放題になり、その結果荒れてきます。

僕の住んでいる限界集落、いや限界を超えている集落でも竹林は手を加える人がいなくて荒れている状態でした。

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こんな感じで竹がのび放題で光が入らず、伸びてくる竹はそのまま立ち枯れていく状態でした。

おすすめの道具をご紹介

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そこで竹をまびこうと思い、道具を入手ました。
入手したのは剪定用ノコギリとナタ。
これがかなり使えます。

まずは剪定用のノコギリ。これは生えている竹をバサバサを切り倒していくのに使います。僕が使っているのはSilkyのゴム太郎270という商品。
値段は安価ですが作りがしっかりしていながらも軽いのでかなりおすすめです。

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こんな感じで粗めの刃なので竹の伐採にはもってこいです。
以前は草刈りのついでにビーバー(草刈り払い機のことです。田舎では夏の朝になるとこのエンジン音が鳴り響きますね)で切り落としていたんですが、やはりビーバーに負担がかかるので良くないと言う事になりました。
今ではこのゴム太郎270が大活躍です。


そして竹を切ったあとはナタの出番。
枝打ちに使えます。以前は竹の枝打ちにノコギリを使っていたんですが、時間もかかる上にかなりの労力でした。
でも、このナタを使えばナタ自体の重みが力になるので振り下ろすだけで枝が切れていきます。ただしこれは間違うとかなり危険なので使用には注意が必要です。

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僕が使っているのは「最高級五郎智光」重さがほどほどにあるものの、柄が握りやすいので安心感があります。

切った竹の使い道

大量に切った竹は色々な用途に使う事ができます。
ほどよい長さに切って竹の柵にしたり、短く切ったあとに半分に割って干しておけば焚火のたきつけに使えます。

細い竹はストローに加工したり(作り方は下の動画が参考になります)
畑の野菜の支柱にしたり。

あとは竹炭をつくるのも良いです。
竹炭は備長炭のように飲料水や炊飯に使うとおいしくなります。
また、土壌改良材としても使えますので竹の使い道に困ったら竹炭にしてしまうのがおすすめです。

竹炭をつくるには無煙炭化器がおすすめですが、なかなか高価ですのでお金をかけずにやる方法としてペール缶を使った方法もありますのでご紹介しておきます。

このように資源の宝庫である竹林。
そのまま放置せずまびいてあげることによって、竹にもいいし資源を色々活用することができるので是非やってみてください。

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