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手帳事情、あれこれ。

これまで何度か「来年の手帳は」「今年のスケジュール帳は」というテーマで記事を書いてきました。

2019年の手帳について書いた記事はこちら。

2020年の手帳について書いたのがこちら。

「手帳はやっぱり紙がいい」から「今年はiPadでスケジューリングするぞ!」と意識の変化があったことが分かります。

結果から言うと、「iPadをスケジュール帳にする計画」は1年も経たずに断念。
「うまくいくといいのだけど」なんて書いてましたが、私には合わなかった…。
えへへ。

その後、2021年・2022年は「スケジュール帳を持つ」ことすら疎ましくなり、スマホのリマインド機能だけで過ごしたのですが、さすがに仕事に支障が出ることがあり、「ちゃんと書いて!」と他のスタッフからの強い指導もあったので、「2023年版の手帳をどうするか問題」が急きょ、浮上してきたのでした。

この年になってもなかなか定まらないスケジュール帳事情。
ひとえに自分自身の「コツコツとメモを取ることが苦手」「計画どおりに動くことが苦手」という、要するに雑で飽きっぽい性格が災いしているのだと思います。

でも、この年になってそんな小学生みたいなことを言っている場合ではない!それでなくても忘れっぽくなっているのに、もう来年は手帳なしでは仕事できないぞ!自分のポンコツ加減にいい加減気づけ!と言い聞かせ、手帳選びを始めた私。

丸3日間、懸命に比較検討をした結果、2023年版わたしのスケジュール帳になったのは…

ほぼ日手帳の「weeks」でした。

もともと、数年前までは「ほぼ日手帳」を使っていたのですが(その時はA5サイズのカズンでした)、それなりのお値段がするのに自分自身が使いこなせないのがずっと気になっていて、「これは自分には分不相応だ」ということに気づき、買うのをやめていたのです。

それから紆余曲折あり、自分自身をよくよく分析した結果、必要なのは

・見開きで書き込める月間カレンダーがあること
・ざっくり1日の予定が書き込める1週間の見開きページがあること(細かい時間とかto doリストとかは不要)
・フリーで書けるページがたくさんあること(取材メモなどをとるため)
・ハードカバーであること(カバンの中でぐにゃっとならない)
・ペンを刺すところがあること(ペンが別の場所にあると絶対に書かなくなる…経験より)

であることが分かり、あらためて探してみたらほぼ日の「weeks」+専用カバー、で上記のすべてをクリアできることが判明したのです。

ちなみにデザインはどれでも良かったのだけど、たまたま「ONE PIECE」のデザインが欲しかった水色だったので、即決しました(昔すごくハマったのです、ONE PIECEに。映画4回観たりしたなあ)。

おもてにクジラのラブーンが泳いでいるのがお気に入り。水色の色も絶妙で、ポジティブになれる気がします。

何より、紙の触り心地、めくるときの心地よさ、文字の書きやすさはさすがのほぼ日さん、という感じです!さらさらとした紙はとても滑りが良くて、全体が方眼紙になってるからレイアウトも狂わずに書けちゃう。

ちなみに、手帳用にペンも新調しました。0.38mmの3色ボールペンです。まだ黒しか使ってないけど(笑)。

自分自身の変遷を見ると、一度はiPadでデジタル管理しよう!と思っていたものの続かなかったのは、「毎日カバンに入れるのには物理的に重い」という理由もあるのですが、何より「書き心地」「ページをめくるという行為」を大切にしたい、という点にあると思います。

紙にペンで書く、というのが自分にとっては何より心地よく、それはApple Pencilでは再現しきれなかった。2020年の自分とはまた、大事にする部分が変わってきた、ということなんだと思います。

便利でも、一度書いたのをすぐに消せても、1本でいろんな色が描けても、後で確認したときに見やすくても…。

それらのどんなメリットをもってしても、私自身には「ページをめくり、紙に書く」という行為が何より優先される、ということなのでしょう。

他のスタッフはiPadでスケジューリングするようになってから管理がとてもしやすくなったそうで、「めちゃめちゃ自分に合ってる」と言っていました。iPadに入れたノート機能も気に入っているし、他の機能もいろいろと駆使しつつ、便利に使っているそうです。思考の整理にもなっていいよ~、とのこと。彼女にはそれが心地よい、ということなんですね。

私は毎日カバンに入れて持ち歩くとしたら、やっぱり紙の手帳がいいのです。心地よさって大事だなあ、と思います。

どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、自分にとって心地よいほうを選ぶのがいいね、という結論になりました。1年付き合っていくものだから、自分に合ったものを。

毎日カバンに入れて持ち歩いていますが、なんかこう、ゴーイング・メリー号がカバンの中にあると思うと、それだけでちょっと元気になるというか、ルフィに守ってもらってる気がするというか…「ONE PIECE」って偉大だな。

これでもう予定を忘れたり、同じことを何度も聞いたりすることがなくなるはず!来年こそはちゃんと最後まで使うぞ!

新たなスケジュール帳を手にしたことで、「ああ、今年ももう少しで終わりだな」というのも実感します。
新たな気持ちで、2023年を迎えるのが楽しみになりました。





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