思い出の場所「畑展望公園」をパトロール。
おはようございます。
9月に入り、ふと思い立って事務所の近くにある「畑展望公園」に出かけてきました。
折りに触れて訪ねている、通称「展望公園パトロール」。
ここは私たちの事務所がある「はたひよどり」の地域の皆さんが大切にされている場所です。地域の山を切り開いて、サクラなどを植樹され、眺めの良さを楽しむ展望台や、散策ができる小道も作られています。
定期的なペンキ塗りや木の剪定も地元の方がされていて、まさに「手作りの良さ」が感じられる公園なのです。
公園についてみると、ちょうど草刈りをされている方がおられました。
雨が降ってきたりしたこともあって、眺めはいまひとつ…もっときれいに見える日もあるのですが…。
展望台へ登る道中には、「…これはイノシシが通った跡かな」という場所もあり、なかなかワイルドでした。
ちょうど眼下に棚田があるのですが、稲刈りもほぼ終わった感じ。これから少しずつ山々が赤く色づいてくるのですが、まだまだ夏の名残りがたっぷりといった趣でした。
この展望公園は、地域のお祭りを共催でさせていただいたり、イベントを開催したりと、思い出たっぷりの場所です。
過去のお祭りやイベントでは、カフェのオーナーさん(タパタパさん・ivi cafeさん・haruameさん)にお越しいただいてコーヒーやシロップジュースを淹れて頂いたりしたのも、よい思い出。
特に、地域の行事だった「畑展望公園まつり」では、玉入れ競争を企画したり、スタンプラリーを実施したり、手打ちそばの露店に来ていただいたり、なぜか祭りの司会進行を担当したり(笑)、いろいろやったなあ…。
イベントではお餅を売ったり、自生している雑草で染める草木染めのワークショップを行ったり、「シマシマしまね」ワークショップ講師だった上野さんにオリジナルのドーナツを作って頂いたり。懐かしい!
最初のうちは「かわいく」「おしゃれに」というところに重点を置いていたけれど、ここで過ごす日々が長くなるにつれて、それだけではなく「この地域らしい」「しみじみとやさしい」「素朴な」といったワードも大切にしながら、「無理せず続けられる」イベントのあり方を模索していた気がします。
結局地域の皆さんの高齢化には勝てず、おまつりは終わってしまったのですが、皆さんの心の中にちょっとでも思い出が残っていたら嬉しいです。自分たちもしっかりと胸に刻んでおこう。
秋に向けて、また地域の皆さんで整備が行われると良いなあ。事務所を移転しても、また折に触れて訪れたい場所です。
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