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「疲れた時に食べたくなる甘いもん」選手権。

今日の「時々、コラム」は、「心底疲れた時に食べたくなる甘いもの」について。

最近、すぐ疲れます。
特に週の後半になると、午後からもうしんどい。なぜでしょう、忙しいからなのか、年齢のせいなのか。フル充電から電池切れになるまでの時間が年々短くなっている気がします。

そして、「はたひよどり」への通勤よりも「美南」への通勤の方がより疲れる気がする…。すごく不思議だ(斐川への道はほぼ平坦で、山道とは比べ物にならないくらい楽なので)。

そんな疲れた時に、ちょっと欲しくなるのが甘いもの、ですよね。

先日スタッフと話していて、「疲れたときに食べたい甘いものと、普段のお茶の時間に食べたいものとは、なんか違うよね」という話になりました。

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例えば、クッキーとかシフォンケーキとかは、お茶の時間を楽しむ素材の一つとして大好きなのですが、「あ~もう疲れた!動けん!」と心底ぐったりしている時には役割が違うような気がするのです。

ていねいにコーヒーや紅茶を淹れてなんていられない、とにかく脳みそにエネルギーを送りたい!という時には、直接的に「甘いもの」のほうが効くんじゃないか、と思います。

じゃあ自分的にどんな「甘いもの」が疲れに効くのか。
いくつかご紹介しますね。ちなみに、どれもこの10日間くらいで私自身が食べたものです(食べ過ぎ)。

◎焼き芋 …疲れ癒やし度★★ 手軽さ★ お値段★★★

さつまいものほくほく、あるいはねっとりとしたぬくもりのある甘さというのでしょうか、自然の甘みというのでしょうか。あの何とも素朴な味わいがエナジーチャージになります。
小腹が空いたときには干し芋をよく食べますが、疲れた~!という時には断然焼き芋。我が家では小さめのさつまいもをよく買っていて、ストーブの上でじっくり焼いて食べています。お腹もあたたまって心も満たされ、幸せな気持ちに。

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難点なのは焼くのにちょっと手間と時間がかかることですね。すぐ食べたい!という時には不向きな甘味です。


◎山本おたふく堂さんの「ふろしきまんじゅう」 …疲れ癒やし度★★★ 手軽さ★ お値段★★★

これはピンポイントで私が疲れた時に食べたくなるお菓子。
島根のお隣・鳥取県の有名な和菓子です。創業明治元年という歴史がありつつ、良い意味で「庶民のお菓子」感あふれる気のおけなさが特徴。
ふた口くらいで食べられる平べったいお饅頭で、黒糖風味の生地にあまーいこしあんが入ったシンプルな味わいです。あんこの甘さが疲れた時にぴったりのバランスで、小さな頃から大好きでした。よく行くスーパーにたまに売られているのを見ると、反射的にかごに入れてしまいます。いつも買えるわけじゃないので、今回「手軽さ」は評価低めですが、鳥取県中部にお住まいの方はとっても身近なスイーツだと思います。

本店では3個入りから買うことができるのですが(お値段は3個で220円かな)、3個なんてあっという間です!購入される際には6個以上をおすすめします。日持ちしにくいので、すぐに食べない時には冷凍庫へ。

通販もしてました!


◎あんドーナツ …疲れ癒やし度★★★ 手軽さ★★★ お値段★★

スタッフと話した、今のところの「疲れた時の甘いもん選手権」1位は、あんドーナツです!

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もちろん、他のおまんじゅうとか大判焼きとかもおいしいのですが、疲れ癒やし度から言うとダントツであんドーナツ。

「あんこ+揚げ物+まわりについた砂糖」の合わせ技で、直接的に「あ~甘い!おいしい!」という気持ちになれます。パン屋さんに売っている率も高いから、手に入りやすいのも良いですね。

何を隠そう、今日も仕事帰りに買って食べました、えへへ。
今日食べたのは松江市のパン屋「CARRE」さんのあんドーナツです。

カレーパンの生地を使って作ってある(と思われる)ので、ドーナツ生地自体は甘くなくて、あんこもさっぱりめ。全体のトータルバランスで比較的上品な感じの味わいです。お値段200円。

ほかによく買うのが、同じ松江市にある「PANTOGRAPH」さん。
旧「キッチンおかだ」さんです。こちらのあんドーナツはちょっと小さめ、でも全体的な甘みや油っ気が強くてパンチが効いてます。疲れた時にはこちらの方が嬉しいかも。カロリーは気にせずぱくっと食べたいですね!

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他にも、例えば「豆大福」とかも疲れ癒やし度は高いのですが、私の場合、「豆大福=出雲市のなぎら長春堂さんの黒豆大福」なので、ほかのお店のものを食べても「うーん、なんか違う」という気持ちになってしまい、不完全燃焼になってしまいます。

同じく「松江市の月ヶ瀬のお団子」も、ほかのお店のものに変えられないおいしさがあって大好きで、これもたまにスーパーで見かけたら即買い!です。

さらに…「鳥取県倉吉市の打吹公園だんご」も外せない甘味なのですが、こちらはちょっと上品な感じなので、「疲れた~!」と言ってぱくぱく食べるのはちょっと違うかなあ。

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とはいえ、いつも2~3本すぐに食べてしまって「もっと味わって食べればよかった…」と後悔するのですが。

こうやって見ると、さつまいもやあんこといった「芋・豆」の甘みが疲れを癒してくれる効果が高いのかな、という印象(私の場合)。
ショートケーキやチョコレートとかは、疲れた時というよりも「頑張ったごほうび」という役割の方が大きいのかもしれません。

そうそう、番外編で…

◎「疲れをとってくださいね」といただいたお菓子 …癒やし度&幸せ度★★★★★

先日「山の図書室」で選書をお願いしているキシノさんが事務所に来てくださり、「良かったら」と手作りのスコーンを差し入れしてくださいました!

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かわいいスコーン!
「甘いもの食べて疲れをとってくださいね~」とおっしゃってくださって、もうその言葉だけで疲れがとれた!

誰かが自分のことを思ってくれている、そのこともとても癒やしになりますね。


疲れている時に甘いものを食べるのは、「頑張りたいから」だよね、とスタッフと話しました。本当に疲れていてしんどければ寝てしまえばいいわけで、そうはいかない、頑張りたい、だから甘いもので元気をもらいたい!という思考回路なのです。

時に「あ~もうしんどい」とネガティブになってしまいがちですが、甘いものは気持ちを前向きにしてくれるとても大切な存在。そして、人を幸せな気持ちにすることができる素晴らしい存在です。

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年内いっぱいは移転手続きやらデザインのお仕事やらで、身体も精神も疲弊する仕事が多い私たち。甘いものチャージをしながら、来週も頑張りたいと思います。

皆さんも、ご自身が思う「疲れを癒してくれるもの」を携え、年末の忙しさを乗り切りましょう!



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