見出し画像

食育は子どもだけの問題ではない ~「うんなん食育ネット」会議へ。

おはようございます。

先日、雲南市役所で開催された「うんなん食育ネット」の会議に参加してきました。

画像1

会議は本当に久しぶり…市役所さん、換気や消毒に気をつけられていて、感染対策もしっかりされていました。

食育ネット、というのは「食育推進計画」に沿って、雲南市の食を学び、伝え、創造することを目的で開催されているネットワーク会議で、自治体のほか、保健所や学校関係者、給食センター、JAや生産者など、他業種の方が集って意見交換を行っています。

画像2

私はもうずいぶん前になりますが、雲南市で発行された「ふるさと、ごはん。」という郷土料理レシピ冊子の製作を担当させていただいたことがご縁で、こちらの委員をさせていただいています。

画像3

懐かしい!この冊子がきっかけで出会った方も多く、とても勉強になったお仕事でした。

写真-2020-08-25-10-04-00

今回の食育ネット会議では、それぞれの皆さまがどんな活動をされているのかをおうかがいしたり、重点的な項目である「学校給食」をテーマにしたアイデア出しなどを行いました。

写真-2020-08-25-9-27-28

普段、なかなか知ることのない給食センターのことや、地域の生産者さんの生の声などを聞くことができ、疑問に思っていたことがクリアになったり、それぞれの立場でのご苦労なども分かったりして、収穫の多い時間でした。

毎年こちらの会議で、「シマシマしまねで料理等の体験型ワークショップを開催したり、雲南市をはじめとする県内のおいしい食材の魅力を伝え、販売をしています」というような近況報告をするのですが、今年はネットショップ以外での食に携わる活動はほとんどないため、「食育」をあらためて考えることも少なくなってしまっています。

画像5

去年は掛合町まで「シマシマキャラバン」に出かけたり、お楽しみ便を開催して雲南市の「豆腐工房しろうさぎ」さんや「杜のパン屋」さんにお世話になったりと、アクティブに動いていたのでした…。

画像6

あらためて、自分たちが今の状況で何ができるのか考えてみよう、という契機にもなりました。

画像7

皆さんも、いわゆる「ステイホーム」期間中にお料理に目覚めたり、地域の食材に目を向けるきっかけになったりということがあったかもしれません。食に興味を持つことは、暮らしの楽しみが一つ増えること、とも言えます。

画像8

食育、というと「子どもが学ぶものでしょう」という方もいらっしゃるかもしれませんが、10代後半から20代にかけての栄養の偏りの問題や、高齢者の食の問題(低栄養や塩分など)など、食育はどの年代にも自分ごととしてかかわれる部分があります。「おいしい」「楽しい」からもうひとつ前に進んで、身近にある食材や環境のことを考えるというのも、必要なことなのでは、と感じた1日でした。



サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。