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「うつわにまつわるエピソード」Vol.1 思い出のうつわ。

おはようございます。

昨日から始まったオンラインイベント「うつわと暮らしを楽しむ秋」。

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さっそく、ネットショップにたくさんのご注文をいただき、本当にありがとうございます!

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昨日は事務所にて作品の仕分けを行いました。
遠い遠い地から、お近くの方まで、いろいろな方のもとへと旅立つうつわ。「ありがたい!」という気持ちしかありません。大切にしたい、と思っていただいた作品たちを、大切にお届けしたいと思っています。

また、うつわと一緒に島根のおいしいものもご注文いただき嬉しいです!

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うつわもあるけどジャムや醤油もある、というのが「シマシマしまね」らしさという気もしているので、ぜひ「島根のおいしいもの」もよろしくお願いいたします。

第1陣の発送は10月22日(金)の予定です。
少し時間をいただきますが、どうぞ楽しみにお待ちくださいね。

そしてもちろん、引き続きネットショップにて作品をご覧いただけますので、どうぞよろしくお願いいたします。


さて、オンラインイベントの企画のひとつ、「うつわにまつわるエピソード」。

くらしアトリエが個別にうかがったもの、一般の方からいただいたもの、それぞれに素敵なお話が届き始めています。

今日は第1弾として、お二方のエピソードとうつわをご紹介しますね。

◎出雲市斐川町の「焼き菓子工房徒歩」さん

加工済み-徒歩さんベトナム皿

「新婚旅行で行ったベトナムで買って帰ったソンベエ焼きのお皿です。白いお皿中心の食器棚に、ひときわ目立つ存在ですが、素朴なつくりと青い模様がなんだか好きで、意外に和食などを盛り付けてもよく合うので、登場回数が多いお気に入りのお皿です。」

加工済み-徒歩さんベトナム皿2

「当時アジアンブームで、ベトナム料理などが流行っていました。
ソンベエ焼きやバッチャン焼きをいくつか買って帰ったのですが、19年経ってもずっと残っているのがこの器です。お皿を見ると、ベトナム旅行の記憶がよみがえります。」

新婚旅行の思い出のお皿をご紹介いただきました。
徒歩さんにお話をうかがっていると、自分の新婚旅行のことも思い出したり(うつわには目が行かなかった)。徒歩さんご自身も、思い出が次々とあふれてくるようでした。お皿を見ると、現地の雰囲気も瞬時によみがえってくるのでしょうね。
形あるものが持つ力ってすごいなあ…と思います。
徒歩さんが「青いお皿」というのがちょっと意外だったのですが、確かに和の食材との相性も良さそうですね。


◎れもんさん

「社会人になり初めての贈り物として祖父母に贈ったペアのコーヒーカップです。(実家にあるためペアの写真がなくてすみません…)」

加工-れもんさんコーヒーカップ

「私の祖父母はお茶の時間を大切にする夫婦でした。毎日好きな飲み物を淹れ、お菓子を並べておしゃべりをするふたり。その姿を見るのが大好きで、これからもたくさんお茶の時間を楽しんでほしいという想いを込めて贈りました。

数年前、祖母が亡くなりふたりのお茶の時間はなくなりました。
ある日、棚にしまってあったペアカップを見つけ「おばあちゃんにコーヒーを淹れてあげよう」と思い立ち、カップに注ぎました。久々に中身の入ったカップはとても嬉しそうでした。

日曜日、私は主人とお茶の時間を楽しんでいます。いつかこのペアカップに似合う祖父母のような夫婦になりたいと思っています。」

ご夫婦の素敵な時間を分けていただいたようで、ほろりとしました…。
本当に、そんな夫婦になれたらいいですね。思い出って案外日常の何気ない時間の中にも潜んでいるもので、些細なことがかけがえのない宝物になったりするのでしょう。カップも模様や形が凝っていてとても素敵でした。


…いかがでしょうか。お二方の思い出をちょっと共有できたような気がして、あたたかな気持ちになります。エピソードを読むと自分自身の経験に照らし合わせて考えるので、自分の新婚両行の思い出や、両親や祖父母のことをあらためて考えるきっかけにもなりますね。

エピソードは引き続き募集しています。写真を1~2枚と、そのうつわにまつわるお話をメールフォームにてお送りください。

LINEやInstagramのDMからでもお送りいただけます。ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。


サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。