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しまねを身にまとう。かわいいブローチをご紹介。

おはようございます。

「シマシマしまねのネットショップ」から、今日はブローチのご紹介です。

「しまねのブローチ」は合計5種類。一畑電車・日御碕灯台・フェリー・出雲そば・そして焼き鯖。いずれも半立体の作品です。

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島根をいつも身につけられるような、かわいいプロダクトを作りたいね、ということで、ものづくり作家・Rさんに製作を依頼しました。

かばんや洋服などにつけて楽しんでいただけるよう、ベースは軽めの木材で作ってあります。もちろん、すべて手作り・手作業。

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また、「出雲そば」と「焼き鯖」はさらに凝った作りで、Rさんも「我ながら良くできたと思う」と、その完成度に納得の作品になっています。

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「…なぜそれをブローチにしようと思うのか」と言われがちですが、意外に人気なこちらの作品たち。特に「出雲そば」ブローチはコンスタントにお買い上げいただいています。

…ご存じない方に説明すると、「出雲そば」と言えば「割子そば」を指すのが一般的です。割子とは、小さな丸い重箱のようなうつわのこと。割子に少しずつお蕎麦を盛り付け、そこに各自で薬味とだしつゆを入れて食べるスタイルです。
お店では3段割子がベースで、そこから1段ずつ追加もできるので、お蕎麦単品なら男性だと5段くらいいけるのではないでしょうか。また、お子さま連れの方は1段ずつ分けて、それぞれで食べることもできたりするので、とても人気があるんですよ。
「ひきぐるみ」と言って、甘皮の部分も一緒に挽いた黒めのお蕎麦で、香り豊かなのも特徴。割子だとつるつるっといただけるので暑い季節には必ず食べたくなりますが、「冬でも割子じゃないとね」という方が島根の東部では多いように思います。

ブローチでは割子を縦半分にカットした形で、服やバッグにつけやすくアレンジしてあります。でも、再現度は高い!

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(ちなみに写真で前面に写っているのは出雲そばのミニチュアです)。
お蕎麦好きな方、趣味がそば打ちという方、お蕎麦屋さん…皆さんにつけていただきたいですね~。

また、「焼き鯖」もコアな人気があります。

焼き鯖とは…日本海で水揚げされたサバを広島方面へ運ぶ途中、島根県雲南市の木次・三刀屋あたりが生魚の限界点ということで、この地でサバを丸ごと串に刺して焼き、さらに山間部へ運んだことから、この地方の郷土料理となりました。
スーパーでも普通に串に刺した焼き鯖が売られていますし、お魚屋さんの店先でも販売されています。地元の方にはそれぞれお気に入りの焼き鯖のお店がある、というのも聞いたことがあります。

…なんだか島根県郷土食講座みたいになりましたが、焼き魚をブローチにして身につけるというのも、なかなかユニークで良いのではないでしょうか。

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こちらは忠実に再現するとあまりにも釣りの「ルアー」みたいなので(試作をしたら再現度が高すぎて却下した)、ややデフォルメしたかわいい焼き鯖に仕上がっています。

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春の装いにぜひ(?)加えてみてくださいね。

なお、ネットショップで販売中のオリジナルブレンドコーヒー「春いろブレンド」は、今週金曜日までの販売となりますので、お早めにご注文くださいませ。


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note公式さんの「#桜前線レポート」のまとめ記事に、くらしアトリエの「段部のしだれ桜」の記事を掲載していただきました!

全国、海外からも素晴らしい桜の風景が集まっています。島根の、雲南の桜をたくさんの方に見て頂けて、すごく嬉しい!ありがとうございました。

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先週の「時々、コラム」は「『都会は上、田舎は下』という呪いが解けるかも?『じんわり幸せ』という軸で、地方を考えてみた。」という長いタイトルで綴っています。

こちらも良かったら、読んでみてくださいね。よろしくお願いいたします。

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