デザインのお仕事報告を２つ。コウノトリクッキーの型デザインと、うつわに同封するしおりのデザイン。

おはようございます。

今日はデザインのお仕事のご報告です。
年が明けて、イベントの準備をしつつも、いくつかデザインのお仕事を同時進行で行っておりました。出来上がったものをご紹介させてください。

まず、素敵なうつわを作っておられる鳥取県米子市の「陶工房アッシュワーク」さんの工房を紹介する「しおり」を、デザイン・製作させていただきました。

アッシュワークさんには毎年、うつわイベントのたびに生活に根差したうつわをたくさん届けて頂いています。足塚さんのふんわりとした空気感がそのまま作品に伝わっていて、楽しみにされているお客さまも多い作り手さんです。

今回は、作品を入れる箱におさまる小さなサイズ、ということで、足塚さんのリクエストで二つ折りのカードを開いて中身を読むタイプの形になりました。
折る位置をずらして配置することで、開く楽しみやわくわく感が感じられるデザインです。
名入れのうつわや、鳥取のかたちが描かれた作品など、工房にあるうつわを撮影させていただき、足塚さんからのアイデアにできるだけ忠実に、そして、暮らしになじむ作品の魅力が伝わるようにデザインしました。

雰囲気の良い、素敵なしおりになったなと思います！ご依頼いただき、ありがとうございました。

それから、こちらは公益財団法人日本生態系協会さんよりご依頼をいただき、島根県に飛来するコウノトリのクッキー型のデザインをさせていただきました。

コウノトリは国の特別天然記念物に指定されており、島根県では雲南市で営巣、繁殖が確認されたほか、出雲市や奥出雲町などでも飛来が確認されています。先日は奥出雲町に人口の巣塔が設置された、とニュースになっていました。

クッキーは啓発活動の一環で製作されるものとのことで、いつもお世話になっている「発酵菓子カヌカ」さんが作られます。

先日さっそく届けていただきました。コウノトリが田んぼに飛来することから、米粉を使ったオリジナルのクッキーだそうです。

コウノトリと言えば白と黒の羽根や目の周りの赤い色だと思うのですが、今回はそういった色を用いたデザインができなかったので、なかなか難儀しましたが、どうにか形にしていただきました。

これからツアーのお客さまに配布したりといった方法で使用されるとのことです。環境への意識や生態系への興味が少しでも高まると良いなと思います。

ご依頼いただき、ありがとうございました！