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デザインのお仕事報告:地域で子育て、がテーマのパンフレットを製作しました。

おはようございます。
昨日はいいお天気で、「シマシマしまね」にもいつもよりたくさんお客さまがいらしてくださいました。

3月で島根を離れる方が、「しまねマグ」を記念に買いにわざわざ訪れてくださって、嬉しかったです…。次の土地でも、コーヒーを飲むたびに島根のことを思い出していただけたらいいなあ、と思っています。

この時期、島根を離れる方へのギフトにもぴったりの「しまねマグ」。先日何度目かの追加製造をお願いし、たくさん届きましたので、ぜひぜひお買い求めくださいね。
ネットショップでもお買い求めいただけます。


さて、今日はデザインのお仕事のご報告です。
このたび、出雲市伊野地区の子育てパンフレットを、くらしアトリエが製作させていただきました。

伊野地区とは何年か前から交流させていただいており、事例発表でお話をしたこともあります。
今回は、「伊野地区で子育てをしてみませんか」というテーマで、主に地区外の小さなお子さまをお持ちの親御さんに向けて、伊野地区の魅力を発信する、というコンセプトでパンフレット製作のご依頼をいただきました。

伊野地区の魅力はなんといっても宍道湖から日本海まで、縦に長く突き抜ける変化に富んだ地形にあります。そして、その土地を余すところなく楽しむために、いろいろな取り組みをされている、地域振興の先進地域でもあります。

特に、地域内にある「伊野小学校」を軸とした、子ども中心のまちづくりに力を入れておられて、今回のパンフレットではその取り組みを「子ども×食」「子ども×地域の未来」「地域×保護者×お友だち人口」など、いろいろなつながりで表現しました。
豊かな土地柄が分かるように地図を一面に配し、そこにいろいろな工夫を凝らした取り組みを掲載しています。

形もいろいろと試行錯誤した結果、小さく折りたたんだ時に伊野の豊かさがひと目で分かるようなものを…と考え、一畑電車や山菜、宍道湖や菜の花を散りばめました。

伊野地区では、私たちが提唱している「シビックプライド」をごく当たり前にお持ちの住民の方々が、その誇りをストレートに表現され、地域のために何ができるかを自主的に考え、取り組んでおられます。その様子は、とても勉強になるものばかり。

先日は呉市安浦地区のまちづくり協議会のメンバーの皆さんが伊野地区に視察に訪れ、くらしアトリエもその交流会の中で、安浦地区の方に事例発表をさせていただきました。

ちょうど製作の佳境だったパンフレットも、安浦地区の皆さまに見ていただくことができましたし、「シビックプライドとは」という視点から、自分たちがどんな思いで活動を続けてきたのか、というところを説明させていただくことができました。貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

伊野地区の皆さんの発表も拝聴したのですが、住民の方がそれぞれ役割を持ち、「自分の好きなこと」「得意なこと」を地域に還元することでつながりを持続させておられる様子がよく分かりました。安浦地区の皆さんも「圧倒されました」と、そのマンパワーの豊かさに驚いていらっしゃったようでした。

子どもたちが生き生きと過ごし、ここに暮らして良かった、と思えるような働きかけを、地域全体で行っていく、というのが伊野の子育てのスタイルです。
興味のある方は、「伊野地区自治協会」さんのHPをご覧くださいね。

今回製作した子育てパンフレットは、伊野コミュニティセンターに置いてありますので、こちらも興味のある方はお問い合わせください。



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