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春まだ遠い、石見銀山へ。

おはようございます。

島根はいきなりすごく寒くなりましたが、そんな中、美郷町~大田市へ出かけてきました。

美郷には用事があり出かけたのですが、毎回松江→美郷、にどのルートで行こうか迷います。昨日はそのあと大田市へ出かける用事があったため、行きは南下して、雲南市から三瓶を抜けて美郷へ向かうルートで。

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途中からぐっと気温が低くなり、雪もちらちらと舞い始めました。

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美郷、と言えば「中国太郎」…という別名のある江の川ですが(個人的にあだ名のほうが気に入っています)、昨日の中国太郎くんはあまりご機嫌がよろしくなく…天気も悪いので全体的にどよーんとしていました。まあこんな日もありますよね!

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※実は美郷に向かう道中でかなり大きなサイズのイノシシが道の真ん中をゆっくり歩いていました!車に気がついてささっと山の中に隠れてしまったのですが、美郷といえば「山くじら」(=野生のイノシシのこと)。ついに遭遇してしまいました。
素早く逃げて行ったので写真に収められず残念でしたが、車に当たらなくてよかった…。

お昼には石見銀山のある大田市の大森へ。銀山街道を進みます。

途中、美郷と大田の境くらいに、急に視界が開けて北海道みたいな風景が広がりました。

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大きな牧場があるとのことで、一瞬ですが、ちょっと別世界みたいな景色でしたよ。

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さて、着いた先は石見銀山にある「群言堂」さん。

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伺うのはすごく久しぶりです!お店の中にあるカフェでお昼ごはんをいただきました。

「里山ごはん」は、斐川のお米で炊いた土鍋ごはんや川本のエゴマを餌に育った鴨肉のつみれスープ、自家製のお漬け物など、ほっこりなごはんです。

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量も私たちにはちょうど良く、ゆっくりじっくり味わっていただきました。

ケーキなどもおいしくておすすめなのですが、季節ごとに旬の素材を使って作られるパフェ、今の時期は冬の間に甘さをたくわえた白井農園さんのさつまいもを使った「おいもづくしのパフェ」だそうです!
ちなみに、パフェは13時からの提供とのことですので、めがけていかれる方は時間にお気を付けくださいね。

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カフェでは毎回、箸置きに添えられたお花を見るのも楽しいのですが(昨日は菜の花と紅梅でした)、本当に毎回、細かなところまで行き届いた演出が素晴らしいです。「お店」というカテゴリに位置付けるのはもったいないような、空間として完成されていて(でも押しつけがましくなく、ホッとできる)一本筋が通ってる感じがあって、伺うたびにときめきます。

お店の玄関の引き戸を開けた瞬間から、ほわっとあたたかな空気が伝わって、ああ素敵、という感じ。建物に「ようこそ」と言われているような感覚になります。

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お店のさりげないディスプレイ、かわいいラッピング(アルコール消毒があちこちに置かれていましたが、プラスチックのボトルもかわいくラッピングされていて、さすが!と思いました)など、どこまでもきちんと目が行き届いているのが分かるから、こちらも安心してその雰囲気に浸れるのだと思います。

まだ島根に来たばかりの頃から憧れのお店だった「群言堂」さん。

20年が経ってもずっとその姿勢は変わらなくて、ああやっぱり群言堂さんだ、と安心します。でも時代に沿ってしなやかに変化もされている様子は見習うところもとても多く、すごいなあ…と感じるばかり。

久しぶりに良い刺激をいただきました。

群言堂さん、2月末までは水・木・金曜日がお休みとのことです(祝日は営業とのこと)。詳細はホームページでご確認ください。

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大森の町並みはひっそりとしていましたが、早咲きの梅が咲いていたりして、ゆっくりだけど季節が動いているのを感じました。

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しかし寒かった…。お出かけの際は暖かめの格好が良さそうです。


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