「ゆるっと選書」、ゆるっと受け付けています。

おはようございます。

昨日は「山の図書室」オープン日。お越しいただいた皆さまありがとうございました。

週明けに事務所に行くと、マイクロライブラリーに返却本が入っているのが見えて、嬉しくなります。土日にたくさんご利用いただいたんだな、とほくほく。
皆さんたくさんご利用いただき、感謝です。

ただいまのおすすめ本は「ザリガニの鳴くところ」。
以前にもおすすめ本で紹介しましたが、本屋大賞の翻訳本部門で1位になった小説です。
自然の描写が美しく目に浮かぶようだな…という印象でした。このほど映画化され、島根県でも上映されていますので、よかったら映画とあわせてどうぞ。

さて、「山の図書室」では「ゆるっと選書」のお申し込みも受け付けています。
最近お申し込みがあって、選書をしたばかりなので、改めて詳しく書いてみますね。

普段まったく本を読まない方、たくさん読んでいらっしゃる方…本を選ぶにはそれぞれスタンスがあると思いますが、自分では選ぶのに時間がかかってしまったり、ついつい決まったジャンルや作家のものを選んでしまったり、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ゆるっと選書」はそんな方に向けて、くらしアトリエのスタッフと図書館司書資格を持つ専任スタッフが本を選んでご提案する、というサービスです（有料：500円）。こちらは通常と異なり、「山の図書室」会員以外の方でもご利用いただけます。

「ゆるっと」というのは、私たちが本を選ぶのにたくさんのお時間を頂戴するため、「すぐには選書できなくて、時間はかかりますが、その分心を込めてたくさんの本の中から選びます」という意味合いが込められています。

「ゆるっと選書」にお申込みいただくと、まずヒアリングシートに回答していただきます（オンライン）。
どんなジャンルの本が好きか、苦手なストーリーはあるか、いま興味のあるものごとなど、おうかがいした情報をもとに、スタッフが意見を出し合ってとっておきの本を選びます。

今回は、たくさんの本の中からまずはくらしアトリエのスタッフと図書館司書資格を持つ専任スタッフが10冊選び、その中からいろんな本を突き合わせて協議し、最終的に2冊を提案しました。
スタッフが協議する際に候補に上がった本についても、参考資料としてリストアップし、書名をお伝えするようにしています。

選んだ本はすぐ読んでいただけるよう、スタッフお手製の藍染めの袋（天野紺屋さんに染めていただいた布を使っています）に入れて、マイクロライブラリーに置いておきます。お申込みいただいた方は、ご都合の良い時にお越しいただき、受け取ってもらえればOK。返却も同様に袋に入れてお返しいただく、というシステムです。

時間をかけて選んだ本たち…気に入っていただけたらいいのですが。

現在、お申込みから選書完了まではおおむね1か月程度のお時間を頂戴しています。
「山の図書室」会員以外の方でもお申込みOKですので、のんびり待ってもいいよ、という方はぜひご利用ください。お申し込みはこちらからどうぞ。

SNS等からでもお申込みいただけます。どうぞよろしくお願いいたします。