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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2019年8月の記事一覧

海道、山道、島根のドライブ。

仕入れや取材、情報入手、新規開拓…いろんな目的で、私たちは島根県内を東へ西へ、日々動いています。津和野や吉賀、そして日帰りできない隠岐にはなかなか行けないのですが、朝早く出発し、遅くても晩ごはんまでには帰る、という行程で、島根のあちこちに出没しています。 幹線道路だけではなく、もちろん島根なので、田舎道も通ります。私のナビは「信号を避ける」設定になっているのか、無茶な道を何度も案内され、生命の危機を感じて引き返したり、ガードレールなし・すぐ下は江の川支流、みたいなワイルドな

涼しくなると本が読みたくなる。

涼しくなると、本が読みたくなります。そんなことありませんか? 真夏の暑い時期は、部屋でゆっくり読書…という気分にならないこともあるし、私の大切な読書の場=お風呂も、シャワーで済ませることが多いからということもあります。 お盆が過ぎて、朝晩がぐっと涼しく、過ごしやすくなりました。こうなってくると俄然、本を欲します。活字に飢えるこの高揚感はいつも突然やってきて、私を振り回します。普段はAmazonで本を買うことが多いのですが、時間があれば本屋さんに行くのも楽しみのひとつ。レビ

シビックプライドと「帰る場所」の概念。

今月下旬に、「関係人口」がテーマのとある場で、NPOとして事例発表をさせていただくことになり、あれこれ考えています。 数年前から注目され始めた「関係人口」ということば。移住や定住よりもライトに、でも観光よりは密に、地域にかかわるという人たちを可視化したことばです。 近年、都市圏に住む若者が地方とかかわりを持ちたがっている、という話は各所で聞いていて、実際にそういう動きも目の当たりにして、正直「へええ、そんなことが」と思ったのですが、最近読んだ文章の中に、若者が思う「帰る場

コーヒーに砂糖とミルクを入れるという権利について。※写真はイメージです。

皆さんお気づきでしょうか。 カフェでコーヒーを注文したとき、「ミルクと砂糖」が一緒に出てこなくなったことを。 もちろんすべてのお店でそういう現象が起きているわけではありませんが、「ミルクとお砂糖は使われますか?」と確認されるお店が格段に増えました。最近では、ブラックで飲むこと前提に、聞かれもせず、お砂糖もミルクもはなから出てこないというお店も増えてきていると思います(あくまで経験値ですが)。 よくびっくりされるのですが、わたくしコーヒーが大好きで毎日飲んでいるのですが、