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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2018年10月の記事一覧

人見知り考 ~『ナナメの夕暮れ』に思う。

最近読んだ本のなかで、ちょっと印象に残っているのが、若林正恭さんの『ナナメの夕暮れ』です。読んだことある、という方も多いかもしれませんね。 著者の若林さんはお笑い芸人であり司会者。日頃ほぼお笑い番組は観ないのですが、たまたまテレビで若林さんが作家さんと対談しているのを観たことがあって、面白い考えの人だなあ、作家さんと対等に小説の話ができるなんてすごいなあ、と思ったことがありました。きっとすごく知識を持ってる人なんだな、と。 若林さんが「人見知り」であるらしいというのも聞い

「シマシマしまね」から見えた、移住のかたち。

今週は、移住してこられた方(Iターン・Uターン)が施設に来てくださることが多く、それぞれのまちでの取り組みや、暮らし方についてたくさんお話をうかがうことができて、自分なりにいろいろ考えた1週間でした。 東京―島根を軸に、若者による課題解決・まちの価値の再発見をコンセプトにして働く方。 関西から、家具職人として地元に帰ってきた方。 思えば、「シマシマしまね」にかかわる方、お客さまとして来られてお話をさせて頂く方には、移住者がとても多い気がします。作り手の中にも、アクセサリ

ネット社会に備えたい「切り替え力」

はー、また1週間が終わりました。 「シマシマしまね」が基本的に水木金の営業ということもあって、金曜の夕方にはちょっと緊張の糸がほどけたような、ほわーっとした気持ちになります。 でも、そんな金曜日に毎週綴っているのがこの「時々、コラム」。 「今週はこれを書こう!」と、何日も前から準備することもあれば、直前までネタが浮かばず「うむむ」とパソコンの前でうなだれる時も。1人でやっているなら「ま、今週はいいか」となるのですが、法人のホームページでもあるし、もしかして楽しみにしてく

くらしアトリエの合言葉「STAY HEALTY」

一般の会社と違って、少数で運営している「くらしアトリエ」は、それぞれが「替えの利かない仕事」。「お前の代わりなんていくらでもいるんだ!」というセリフはくらしアトリエには通用しません。 写真を撮るスタッフも1人、文章を書くスタッフも1人。 雑貨を作る人、紙ものを担当してる人…それぞれが法人の中では唯一無二の存在なので、誰か1人が倒れれば、必然的に運営が回らなくなります。 「お前が倒れたら、誰が代わりをやるんだ!」…ということで、スタッフそれぞれ、健康には気を遣っています。