ご来場感謝【渋谷川酒場寄席〜晩秋の会】
旧十月七日。【立冬】です。今日からは暦の上で冬。立春(2月4日頃)、立夏(5月6日頃)、立秋(8月6日頃)と比べて、最も実感しやすい季節の分かれ目ではないでしょうか。
11月3日に渋谷のLi-Poで開催した【渋谷川酒場寄席〜晩秋の会】。満員のお客様にお越し頂き、無事開催いたしました。ご来場頂いた皆様には厚く御礼を申し上げます。
再開発の工事が真っ盛りな渋谷の街を見下ろす酒場Li-Poにて今夏スタートした落語会第2弾は、立川晴の輔さんの独演です。立川志の輔の一番弟子として真打昇進を果たして早3年。人気・実力共に円熟味を増してきおり、将来がますます楽しみな晴の輔さん。落語三席を聞かせてくれました。
まずはお馴染みの与太郎噺「牛ほめ」空気を温めると、不倫噺の定番「紙入れ」。もう一席は、古道具屋の甚平衛が仕入れてきた古くて汚い太鼓が三百両に化けるという景気がいい「火焔太鼓」で締めました。
落語のあとは、会場が酒場仕様に早変わり。宴の幕開けです。【渋谷川酒場寄席】の前身となる会【居酒屋寄席】の会場だった地酒屋ニュー信州の酒肴が提供されます。乾杯のお酒は「越乃寒梅 純米吟醸 灑(さい)」。肴は天然きのこや蓮、山の芋、丹波黒豆枝豆など、晩秋の季節を感じる味覚が揃いました。晴の輔さんも各テーブルを周り、お客様との交流を深めていました。
次回は、来春に開催を予定しています。その前に、
立川志の春さんと、浅生ハルミンさん(イラストレーター/エッセイスト)による【猫と落語の宵噺】は12月3日(土)にLi-Poで開催。ただいまご予約受付中です。ぜひ。