守りたい気持ちと、守られていること。

“hibi“の更新が止まったことには理由がありまして。

いちにちを一言で表したり、描き起こすことが勿体ないhibiを過ごしていました。

ミニチュアダックスフンドの『毎晴』くんです。

我が家に来て3週間くらいになるのかな。

とっても甘えん坊で、お調子者です。

よく食べてよく眠る、健やかを具現化したような男の子。

わたしは、小型犬というものと暮らしたことがなくて

小さい頃にビーグルと暮らしていたのですが、大きさが全然違うわけです。

おっかなびっくり、どのくらい力を入れたらいいのか

ぎゅっと抱きしめすぎたら潰れてしまうのではないか

咳とかくしゃみとか、すっごく心配になってしまうのです。

そんな過保護なわたしをぽつんと残して

旦那さんと毎晴は毎日拳を突き合わせています。

毎晴をお迎えすることを決めてから、

何があってもふたりで毎晴を守ろうと約束をしました。

すぴすぴ眠っている毎晴をみて、

もしゃもしゃご飯を食べる毎晴をみて、

知らないものの匂いを嗅いでびっくりしている毎晴をみて、

毎日守りたいよって、どんな時でも守らせてねって。

だけどわたしは心が擦り減りそうなくらい敏感になって、

だいすきな旦那さんと毎晴と、毎日が楽しくてしあわせいっぱいなのに

どうしようもなく悲しくて涙が出てきたりすることがあって。

守りたい気持ちばかりがむくむく大きくなっていくのです。

うまく向き合えないこと、不慣れでわからないことがあって

そんな不甲斐ない自分に嫌気がさして。

そんな時、我が家のスーパー男子たちが笑かしてくれるのです。

拳と拳でやり合っている旦那さんと毎晴が、

さっきまで喧嘩をしていたふたりが力を合わせて

最強タッグを組んでわたしを笑かしてくれます。

あれ、わたし、すっごくふたりに守られている。

心がふわふわと明るくなっていくのがわかりました。

遠距離で2年、どんな時もわたしの味方でいてくれて

結婚した今も変わらず優しくて、しゅっとしている

（こんなに面白い動きをする人だっけ、と思うことも増えた）

大切でだいすきな旦那さんと

あざとくて、だけどぐっと我慢もできる頼もしさも持ち合わせてて

悪戯っ子で甘えん坊で、どんな時もまとわりついてくる

（いくら名前を呼んでも来ない時はだいたい本棚を齧っている）

大切でだいすきな毎晴と

何があってもわたしが守りたいと想うふたりに

わたしは今日も守られて生きています。

旦那さんは、今お仕事をしています。

毎晴は、今眠っています。

そしてわたしは珈琲を飲んで、言葉を選んで綴っています。

少し泣きそうになるけど、すごくあったかい。

これから、さんにんでたくさんの景色を観に行きたいです。

いろんな場所で、いろんな人に出会って

喧嘩もいっぱいするだろうけど、仲直りもきっとあっという間だと思うのです。

さんにんの暮らしを、noteにもきちんと残しておこうと思います。

続く。