そろばん片手に旅立った初めての海外
#21 これまでで1番のチャレンジ
「1番の後悔」のお題でしたためた海外への憧れ。
1番のチャレンジも最初の海外渡航かもしれないなあと思い出したので続けて書いてみる。
これまでで1番のチャレンジは、14歳でのはじめての渡米、期間はたった2週間。
小さいころのわたしは、そろばんを習っていた。先生のツテで、アメリカの小学校でそろばんを教えて交流しよう〜的なプログラムに参加することになったのだった。
参加者は小学生から高校生まで、20人くらいだったかな。北は北海道、南は宮崎から集まった初めましてのメンバーで、特に九州の子が多かった。なんか、そろばんに力を入れている地域なのかな……?
アメリカに行ったはずなのに、九州訛りになって帰ってきたのはなんだったんだろうね。
初めてのメンバーと、初めて乗る飛行機、初めての海外。で、小学校で、危うすぎる英語でそろばんを教えるという経験。
緊張しっぱなしだったけど、その後のいろんなきっかけにつながるチャレンジだったと思う。
そのころ1番の苦手科目は英語で、赤点と補習に嫌気がさしていたけど、思い切ってチャンスに乗ってみたら知らない世界の子どもたちがいた。
自国の文化を英語で伝えた経験は、ホテルマンになるという憧れを後押しした。
拙かろうが不慣れだろうが、人前で喋る経験を乗り切ったことで、表に出るチャンスを臆せず掴みにいく心の準備ができた。
なんだ、意外とつながってるじゃん。
長期の海外経験がないことはやっぱりコンプレックスだし、継続がすべてだから身になっているかといえばNOだけど。
少なくとも、チャレンジしたことで気持ちは変わったんだな。振り返りの学び。
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