読書感想:父という病 21-8-2
■タイトル
父という病 著:岡田尊司
https://www.amazon.co.jp/dp/4591142809
大変参考になりました。
子に対して父という役割は意味がなく、母に比べて非常に影響の小さい存在だと思っていました。
しかしながら、「子は父に愛されたい」「子は父に同一化する」この大きなキーワードから、その考えを改め、役割の重要さに気づき、理想の父として子供とその子孫に好循環を起こすべく、自分を磨いていこうと思いました。
■読んだ目的
・父の役割を理解する
・父がもたらす悪影響を知る
・子供の将来にとっての理想の父親になる
■印象的だったこと
生物学的にはあまり意味がない 笑
だがしかし、今研究が進み、父親の重要性がわかってきた。
父親は子供にとって(特に男の子)下記のような存在として変遷していく。
①4才ごろ~:母を奪い合うライバル
②~思春期前:越えられない壁 → 父と同一化を図る(良いも悪いも全て)
③思春期~:子の独り立ち、親離れ。→母の呪縛から父が守る
①子は母を独占したいが父という存在が、独占を許さない。それどころか、全く勝てない絶対的存在。
②そのために子供は父親と同一化して、越えられないものの負けないようにしようとする。子供は父親の良否などわかるわけもなく、父になろうとする。そして絶対的に父にも愛されたい。認められたい。
③同一化してたが独り立ちをするために、親から離れようとして反発する。距離を取る。そして母からも離れていく。そのときに母は深い悲しみに襲われる。そのために母は子供を離すまいとしてしまう。そのときに父が母の悲しみに寄り添い、その悲しみを父から母(妻)への愛情で補填し、母の呪縛から子の独り立ちを見守る。
■これからどうするか?
徹底的に自分を磨く。成長する。アクティブリスニングする。愛情を伝える。それはわが子が私(父)に同一化したときに、理想の男になるように。そして、わが子がそのまた子供に同一化して、好循環を世代間で伝えていけるようにする。
妻にも愛情を注ぐ。妻にも愛されるように自分を磨く、アクティブリスニングをする。尊重する。子供が巣立っていくとき、一緒に愛をもって見送る。
■3か月後どうなっていたいか?
子供が話をきく。自信を持っている。イライラせず安定している。つまり自分がそうなっていて、子供が同一化している。
妻には変わらず愛情を表現し、伝え、アクティブリスニング。
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