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ミニマリズムで懐中電灯が点灯!

コラム820:ミニマリズムで懐中電灯が点灯!

 あこがれミニマリストとして、鋭い目でリビングの整理を始めてみると、まあ、すごい不用品。重複したもの、壊れたもの、機能しないものが山ほどでてきます。

 でも、勝手に捨てると、家族になじられるので、作業が進みにくいエリアでもあります。

 そんな中で、やりがいを感じたのが、懐中電灯のメンテナンスでした。

 6個中、2個が電池切れ、1個が弱い光になっていました。

 ウチは、関東で、東日本大震災の時は震度5弱だったのですが、それでも、電柱は倒れるのではないかというくらい揺れ、瞬時に停電したのでした。昼でしたが、慌てて懐中電灯やラジオを探すと、機能するものが少なく、慌てたことを思い出します。

 で、もう13年前に、新しく懐中電灯やラジオを買って、ばっちり準備したわけです。でも、今日、点検してみると、古く、機能しないものが多いです。

 せっせと電池を入れ替えたりして、少しは防災に役立つ作業ができました。ミニマリズムのおかげです。ただし、期限切れの大量の備蓄食料は、捨てるのが苦手な家族のために、放置されたままです。新しいカレーやクラッカーを買い足してしまったので、クローゼットがぐちゃぐちゃ。まあ、愚痴は言うまい。

 というわけで、家族の反対やら、無関心やら、自分の怠惰やらを乗り超えて、防災に一歩進めたのでした。

 ミニマリズムには、ちょっとはいいことがある、と家族が納得してくれるといいなあ、と淡い思いを抱くのでした。

2024年5月28日

クララ

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