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パートナーの話

まず、あえて何のパートナーなのかは絞らないが、誰かと何かをやろうとするとき、誰かと共に過ごすとき、パートナーとして共にする相手がどのような人なのかによって結果は変わってくると思う。

例えば自分がリードしたい性格なら、自分を信じてついてきてくれる性格の人がパートナーであれば平和なのだろう。
逆に、自分の言う事を絶対と信じて曲げない人であれば、結果はどうあれ衝突は必ず起こるだろう。
でも、衝突して議論できるのであれば、そこから更により良いアイデアが生まれたり、良い関係性に発展していく可能性もある。

あまり決断できないで誰かの後ろをついていくような性格の人は、色んな方針を決めて引っ張ってくれる性格の人がパートナーであれば心強いだろう。
逆に何も物事を決められない、自分から動こうとしないタイプの人であれば、物事が進まなくてストレスを感じることもあるだろう。
でも、波風を立てずにのんびりと過ごすのがお互いに好きであれば、穏やかな関係性を気づくことになるだろう。

なので相手とどのような関係性を築く必要があるかによって、自分にとってどのようなパートナーが必要なのか変わってくる部分はあると思う。
時と場合によって、同じような性格の人同士がいいときもあれば、逆だったりお互いに補い合える性格の人同士が良いこともある。

でも、どちらによらず大切なのは、
パートナー同士で
自分の考えや思いをちゃんと口にする、
ないしは行動に起こして表に出す、
共有していくことではないだろうか。

お互いの考えの全てを理解することは難しいが、自分の中で不安を抱えたまま頑張って相手に合わせ続けたり、自分の役割だけを全うしようとしていると、不信感が生まれることもある。

知り合いのカップルを何組か見てきたけれど、いろんな悩みがあるようだった。
そもそも性格が合っていなかったり
片方だけが抱え込んでしまったり
片方が自分の考えを相手に伝えずすれ違ったり
そのために不信感を持たれてしまったり
自分の話を聞いてもらえず温度差を感じたり
なかなかプロポーズしてもらえず不安になったり
本当に様々である。

きっと、相手との意思合わせとか認識合わせができていればある程度はクリアできる問題もあるだろう。

しかしカップルがゆえに距離が近い、相手にカッコ悪いところ見せたくない、面倒くさいと思われたくないとか、感情が邪魔をしてしまう、それが恋なのかもしれない。

自分の中でぐるぐる考えていることを表に出すのはカッコ悪いとか言う人もいるけど…相手を不安にさせているのが一番カッコ悪いよな。と感じているところだ。

私が旦那さんからプロポーズされたときの手紙に書いてあったのだが、私は思っていること、やりたいことを会話にして口に出してくれるし、あまり喋るのが得意ではない自分からも色々話を聞き出してくれるからここまでやってこれたらしい。

私もある程度素を出して接してこれた相手だったので、嬉しかった。

結婚して夫婦になってからはまた恋人とは関係性が変わるのて、ふたりでいろんな壁にぶつかったり、喧嘩したりすることもしばしば…

でも、すれ違ったときはそのとき修正しながら、なんとか前に進んでいけていると思う。

基本的に考えを伝えよう、合わせていこう、修正しようとふたりで擦り合わせていけるかどうかが、パートナーの決め手なのではないだろうか。と感じた次第である。

人は自分ではないので、自分の都合通りに動いてくれる、感じてくれるわけではない。
自分の考えは、相手を巻き込むようならなおのこときちんと表に出していきたい。
相手ができないなら、相手に話してもらえるようにいかに必要なことを聞き出していける人になりたい。
まず、話してもらえる人になりたい。

私の人生で、対人関係における大きな目標である。

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