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マクドナルドの新しい略称5選!

マクドナルド
現代における宗教の1つです

物価高による値上がりの影響をモロに受けているにも関わらず、
土日のドライブスルーには
店の前の左車線が息絶えるほど人が集まります。

けれど梅雨の時期に、民家の塀に息づくカタツムリを探す暇もない程
忙しい現代人
彼の名前を丁寧に6文字読み上げることはほとんどありません。

大抵は『マック』『マクド』と呼んでいます。
ですがこれは
マクドナルドに対する冒涜です

考えてください。
ナルド』の部分が完全に抜け落ち、前半部分だけが不必要なまでに強調されています。

二人合わせて『マクドナルド』であったはずなのに
いつしか前半分だけだその栄光を欲しいままにし
人々はそれを疑問なく受け入れています。

双子の片方だけを異様に可愛がる歪な中流家庭のようです

彼も含めた新しい略称を考え、普及させなければ
『ナルド』が包丁を手にし、凶行に及ぶ日も近いことでしょう。

一刻も早く新しい略称を考えねばなりません。


①マナル

『ナルド』のうちまさかの2文字が大抜擢です。
これには流石の彼も驚きを隠せていません。

往年のファンタジーRPGにてHPを半分程度回復してくれそうな略称ですが
『マクドナルド』の先頭打者である“マ”の一文字も
ちゃんと含まれており
意外と隙がありません。

強いていうなら
『マクドナルド』の最後尾を務める“”がふてくされて
2階の自室に引きこもってしまいそうですが
そこは辛抱強く交渉を続ける我々の手腕が試されています。

彼には
戦国時代において殿の役割がいかに大切であったかを説き
自尊心を回復してもらいましょう。



②ドードー

説得に失敗した交渉人が、やけくそで考えたような略称です。

開き直りは他者とのコミュニケーションにおいて
最も恥ずべき行いであることを再確認させられます。

『マクドナルド』の内4文字をまさかの不採用という
経理課も真っ青な人件費の削減です。

しかしながら
この略称で検索した人間を、マダガスカルで絶滅した鳥類のページへと
誘い
興味を持った10歳の子供を
後の国際生物学賞受賞者へと導く可能性を秘めた名前です。

『マクドナルド』が
税金からの研究費の削減が推進される世の中へ
一石を投じる存在になる日も近いかもしれません。



③MC.D

ここにきての原点回帰です
アメリカで生まれたHipHopの文化と
同じくアメリカで誕生したファストフード店

合わないわけがありません。

1970年代のhiphop黎明期に
彼の所属するグループ唯一のヒット曲で、5番目くらいにバースをけっています。

グループ解散後はドラッグ所持と傷害事件を経て
刑務所への入所・出所を繰り返し
最後は酒場で刺されて生涯を終えていそうですが

一度も輝かず生き長らえる人生と
短く太く生きる人生
どちらに価値があるかは、人それぞれといえるでしょう。

彼が仲間たちと食べたであろう『マクドナルド』
その略称には、“Mc.D”こそふさわしいかもしれません。


④ウサギの耳

ここにきて言葉を置き去りにしました。
もはや我々という存在を形容するのに『マクドナルド』の
6文字は必要ない、というロゴの意思を感じます。

海外においてチキンの次に
臆病者を揶揄するセリフのようですが、
勇気あるものも臆病者も

西海岸から東海岸へ移動する際の
食事は『マクドナルド』でしょうから
そんなに気に留める必要はありません。

強いていうなら
同じくアメリカ出身である
『プレイボーイ』が
こじつけにより、訴訟を引き起こす可能性があることは
懸念点の1つですが、そうなった場合

徹底的にやってやりましょう。

そこそこ大きな駅で終電を逃した際の
始発待ちの第一選択肢と
ウサギという動物の生存戦略にただ乗りすることでしか
自身を宣伝できない存在との
格の違いを見せつけてやりましょう。



⑤たらちね

全社内に衝撃が走りました。
アメリカの企業と日本の古来からの伝統、『短歌』が
まさかのコラボレーションです。

これには短歌の枕詞側も、予想だにしない呼びかけに
困惑の色を隠せませんが
一番驚いているのは
年老いた母親の乳房、そのものでしょう。

しかしあえてのミスマッチ。
和洋折衷のアイディアを大切にしたいという、情熱を感じます。

自身の姿形を老婆の垂れ下がった乳房に例えられた
『マクドナルド』のロゴの方は
憤りを露にしていますが
彼も社会人です。
理不尽に望まぬ役割をあてがわれても、
それを遂行することを学んでもらわなければなりません。

『プレイボーイ』との訴訟問題が再燃することを憂慮するかもしれませんが
そんなことをすれば
彼らの主要購読層である10~30代の男性からの支持を
永遠に失うこととなってしまうので
杞憂である、と断言できます。



いかがでしたでしょうか。
『マクドナルド』の企業としての
潜在能力の高さを実感させられましたね。

ダイエットやボディメイクが流行りとなっている昨今ですが
たまにはフラッと立ち寄ってみるのも一興でしょう。


以上です
飲み物はコンビニで買いましょう。
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