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リモートワーク歴の長い人からの簡単なアドバイス3つ

リモートワーク(テレワーク)を始めたばかりの頃は、新しい環境への適応だけでいっぱいいっぱいだったのも、それを乗り越えていくと生産性が出てきて、良い面を感じるようになってくると思います。

一方で、そうした在宅勤務でのリモートワークが日常になってくることで、それまでオフィスで働いていたら気づかなかったようなことが押し寄せてきます。

たとえば、家で仕事を始めるのがダラダラしちゃったり、生活と仕事のメリハリが消えたり、どうもオフィスで働くよりも疲れていたり、運動不足で体重が増えちゃったり・・・

リモートワーク10年弱の会社をやっているので、その経験から、最初の頃に起きがちなこと、気を付けると良いことを書いてみます。とても簡単なことばかりです。

その1.朝会をしましょう

家で仕事を始めるときに、なかなか仕事モードにスイッチが入らないってこともあると思います。これまで通勤の時間が、なにげに仕事モードに切り替えるスイッチになっていた人もいるでしょう。

だから通勤するというのは本末転倒ですし、今は難しい。ではどうするのか。朝一番にチームのミーティングを入れると良いです。「朝会」って呼んでますが、朝礼でも呼び方は何でも良いです。

朝イチで、チームが始動する9時とか10時とかに時間を決めて、テレビ会議をするのです。朝イチがポイント。人数は同じチームの2〜5人くらいが良いでしょう。

朝会で話す内容は、昨日あったことでも良いし、今日の仕事の内容でも良いし、最近感じたことでも良いし、なんだって構いません。雑談でも十分です。5〜10分ほどで終わりましょう。

朝会の効果

まずテレビ会議となれば、それなりに身だしなみを整えないと恥ずかしいものです。このことは強制力となって、寝癖があったりパジャマのままでダラダラ仕事を始めるようなことはありません。

チームの仲間たちと朝一番に顔を合わせることで、一緒に働く仲間たちと互いの生存確認ができます。リモートワークだと休みの人がわからなかったりして、声かけしにくいことがありますが、朝に顔を合わせておくと、その日は相談や雑談がしやすくなります。

また毎朝、少しずつでも顔を合わせて話をしておくと、話しかけやすくもなります。しばらく話をしてないと、時間が立つほどに話しかけるハードルはあがっていくものですが、日々の朝会で緩和されます。

なにより、チームの仲間と朝イチで顔を合わせて「今日もよろしくお願いします!」と一緒に言うだけで仕事モードにスイッチできます。

その2.休憩しましょう

リモートワークにすると、会議はすべてテレビ会議に変わります。テレビ会議のメリットは、場所も移動も要らないので、ミーティングの調整がしやすくなることです。これまで以上に仕事のスピード感が高まります。

一方で、スケジュールが詰め込みやすくなるし、ミーティングからミーティングへ隙間なく続くようになったりすることで、息をつくまもなくて、とても疲れることになります。

ミーティングの本数が増えるということは、それだけ生産性は高まっていることになります。同じ1日の時間で、これまでよりも多くの生産量を出しているのだとしたら、その分、体力や知力を使っているということです。

そりゃあ疲れますよね。慣れるまでは、意識して休憩の時間を取るようにしてかないと、潰れてしまいかねません。1週間だけ頑張るなら大丈夫でも、しばらく続くのだとしたら、どこかで燃え尽きてしまうかもしれません。

休憩のとり方

仕事の合間にとる休憩といえば、身体を休めることばかり考えてしまいますが、コンピュータを使った仕事で在宅勤務の場合は、知的労働の合間での休憩となるので、身体を動かすことも一つの休憩になります。

仕事の合間に、近所の散歩をしてみるのもオススメです。家の中にだけいると、驚くほど一日の歩数が少なくなってしまいます。10分歩くだけでも、だいぶリフレッシュになります。

オフィスにいたときも、アイデアに困ったときなど気分転換に外を散歩したりしていたはずです。在宅勤務だからといって、就業時間中ずっと椅子に座っていなければいけないわけではありません。

また、ランチタイムの昼休憩ですが、可能ならば、規定の時間より少し長めに設定するのも良いでしょう。在宅勤務の良さを活かして、仕事机でなくリビングできちんと食事するのも気分転換になります。

その3.運動しましょう

休憩中の散歩も推奨したのも、在宅勤務だと、どうしても運動不足になってしまうからです。運動なんてしないで仕事し続けた方が成果は出るように思いますし、実際に短期的にはそうかもしれません。

しかし、最終的には脳も身体の一部なので、適度に身体を動かすことで、心身ともに健康でいることは、長期的にみると仕事の成果にもつながります。

運動が苦手な人もいるでしょう。なにもスポーツや球技までしなくても構いません。じっと同じ姿勢でいるのではなく、立ち上がって背伸びをしてみたり、軽く柔軟をしてみるだけでも効果はあります。

スタンディングデスクを使って立って仕事をするのも良いでしょう。机の上に載せて昇降できるタイプのものもあります。テレビ会議だと、立って参加しても相手にはわかりませんからオススメです。

運動を促進するアプリ

在宅勤務でフレックス勤務ができるなら、仕事の合間に1時間ほど休憩時間をとって、ジョギングに行ったりするのも良いでしょう。出先と違って、着替えて走ってきて、そのあとシャワーを浴びて汗を流すこともできます。

ナイキランクラブというアプリを使うと、離れた場所にいる人たちとも走行距離を競うことができます。繋がっている誰かが走り始めたら、通知が届くので、そこで声援や応援を送ることもできるので、離れていてもテンションがあがります。

筋肉を鍛えることも、健康管理には重要です。そうはいっても、なかなか筋トレするのは、習慣になっていないと億劫なものです。

せめて、1日に7分だけでも筋トレを続けるために使っているのが、こちらのアプリ。7分だけと思えば、なんとか続けることができます。7分と言っても思ったより最初はキツイものですが、続けると楽になってきます。

アップルウォッチを使うと、定期的に運動を促してくれるような機能もあるみたいです。

在宅勤務のリモートワークが当たり前になるにつれて、それに合った良い習慣を身に着けていきたいものですね。

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